Kent Beckさんの講演素晴らしい。まとめありがたい!
すばらしい
わかるわあ
測定し易い中間的指標に拘る人は多いが、ほとんどはムダ。アウトプットは相手側から見るとインプット。生産性を上げる為にアウトプットを増やす事は、相手側から見ると、インプットを増やす事、生産性を下げる事。
“リーダーは、個々の指標に一喜一憂せず、チームの情熱やパフォーマンスが全体のインパクトにどう繋がっているかという大局的な視点を持つ責任があります。” それはそうよね。難しいけど
いい内容
いい話
実は人間の行動の目的は複数あることが多い
これは共有すべきやつかもしれない
おおすげえ。だいたい合ってる / これをFindy Team+開発元のFindy主催のイベントで喋ってるの、製品アピールとしてこれ以上ないな / 聞いてて「システム」は何を意味してるんかなと少し悩んだ。組織とか?
“法則は「指標が役に立たなくなる」と主張しますが、現実はもっと深刻です。「プレッシャー(圧力)」を伴う指標管理は、システムそのものを破壊するからです”
XP本を読んだ時にも思ったがこの人は本質を見抜く力が凄い/ほんとベロシティとか笑っちゃう
稼働率目標とか人月売を続けてる所は滅ぶべきよね
最高の基調講演でした / ここでいう「システム」は、システム思考(systems thinking)のシステム(系みたいなもの)だと思います。
どのくらい効果影響があったか、それをAIが見つけてくれるのでは無いかと祈る
“グッドハートの法則「目標として設定された途端、それは良い指標ではなくなる」 実際には無効指標どころか成果を劣化させる。解決策:バリューチェーン(価値の連鎖)のできるだけ終端(投資の成果)で測定せよ”
ケントベック懐かしい。
とはいえ、Impactがわからない段階でリーダーは決断して動かなければならない。その見極めの重要性について言及していたのが先日のnaoya氏の記事なのかな
この例だと、工数を減らせば一人当たりのROIを上げられるから、工数をダンピングしたりサービス残業しようとならない?
バリューチェーンのできるだけ終端で計測
会社で「目標」が設定されるたびに「『グッドハートの法則』というものがありまして」と言って、偉い人たちに嫌な顔をされている。
“グッドハートの法則は楽観的すぎた” なんのことかと思いました。
グッドハート…?難しい話は苦手なのにゃ。でも、ケントさん、ボクと遊んでくれたらにゃー!
さすがだ
“エンジニアは「協調しやすく、品質の高い変更」を目指すのではなく、「リーダーボードで最下位にならないために、意味もなくPRを分割する」というハックに腐心し始めます。本来の目的は忘れ去られ、システムは歪ん
指標を目標や評価対象にするな(指標を改善する仕組みを考えよう)という話だと思うが指標が悪と勘違いする人も出てくるので永遠に人は争い続けるのである。
ロードマップに具体的な施策を書かずに目指す効果を書けって話に近い気がした。
“投資家がプログラマーの価値を判断するとき、PRの数など気にしません。投資に対するリターン(ROI)を見ます。我々もその視点を持つべきです。”
後悔するんだろうなぁって思いながら行ってない…。
オンラインゲームの運営やっているとKPI至上主義みたいになってこういう事がすっぽり抜け落ちてしまう。チーム内でも組織内でもそうだし、組織内のチーム間対立のようなものが自然発生してしまう。それって良いのかな
共感
「プレッシャーではなく、気づきを促せ」ってあるけど、プログラマー一人あたりの利益を測定したらそれが実現できんの?
ノルマ制はスタハノフ運動みたく、本来の効率化の目的から遠ざかって、ズルしてでもノルマ達成が目的になり手段の目的化が始まり、部分最適化するから非効率になるどころか状況次第では不正や粉飾が横行しうる。
それが出来れば苦労はしねえ。そもそも何が売れるか分かってれば、誰もが大金持ち。
測定できないものを目標にしてはならないという反駁があってね。コードから利益を測定できる仕組みが出来たらみんな飛びつくはずだが誰もやってない
: 開発チームの活動を、ビジネス上のインパクトや顧客の成果(Outcome / Impact)に結びつけて評価せよ。
聴いたよ
ケント・ベック氏講演録:『グッドハートの法則は楽観的すぎた〜開発生産性の罠と未来〜』 - jgeem
グッド。花京院の「ハート」も賭けようの法則
目標の指標がピント外れでプレッシャーにさらされると人々は目標ハックに終始するから、バリューチェーンのアウトカムの先をがんばって計測して指標に使えという話。
開発の文脈のみならず、GDPとか失業率とか待機児童数とか、そうした社会的な指標もグッドハートの法則に陥ってる感はありますね
リーダーが権限を持ってるならそうなんだけど中間管理職をリーダーって呼称してる現場じゃ意思決定もままならんよね……。
なるほど。私は会社の中で偉くなろうとか一寸も無かったので本質的ではないKPIは完全に無視してプログラマーの道を究めようとしていたが、普通は一生サラリーマンを続けようとするからもっと切実なのか。
“「レバーとして操作する」のではなく、「理解のために使う」”/未来の目標は推測するしかない。設定時点でその推測が正しいかはわからない。少なくとも計測結果から推測の妥当性を検証したほうがいい気はする。
たぶんシステムの成熟度によっても違うんじゃないかと思っている。成熟した優秀な組織ではどちらでも上手くいく。なかなかそんな組織はないからケント・ベックの提言が上手く働く。成熟度が低いとそうとも言えない。
重要な考え方だと思う。測定可能かどうかという問題は残るが
とてもよい講演だった。本当にそうだなと思ったのでAsk the speakerに行って「質問はまったくないんですけど」とおしゃべりさせてもらったら想像してた印象が吹っ飛ぶほど気さくな人で驚いた
ケント・ベックは生ける神。少なくともワイの目指す所であり指針。
デジタルマーケティングにおけるKPI測定も近視眼な施策を打つとサービスへのエンゲージメントを下げて、結果的に売上が下がる。計測すべきはアウトカムだけど、人事評価もしなければならないのが組織の辛いところ。
“グッドハートの法則:ある測定値が目標として設定された途端、それは良い指標ではなくなる。”
「終端で測る」ってのは、要するに「利益が出るまで給料は出ない」ってことなのでは。結局、「計測が困難」というのは「個人の行為が組織の終端へ作用する経路が不透明」ってことだから、頑張りようがないのでは。
「かつて中央銀行は金利操作によってインフレをコントロールしようとしました」アメリカのそれも、違和感しかないのだよな…
終端で測定しようとしたら会社単位とか、細かくても部門とか組織単位の測定になるわけで、個人の目標管理とか個人レベルの行動を数値測定しようというのはたぶん間違いなんだろうな。
だいぶズレるかも知れんが、コスト節約した実績を登録するのが目標になって、この報告の人件費で得した分が帳消しだよなと思った経験あり
ケント・ベック氏講演録:『グッドハートの法則は楽観的すぎた〜開発生産性の罠と未来〜』 - jgeem
Kent Beckさんの講演素晴らしい。まとめありがたい!
すばらしい
わかるわあ
測定し易い中間的指標に拘る人は多いが、ほとんどはムダ。アウトプットは相手側から見るとインプット。生産性を上げる為にアウトプットを増やす事は、相手側から見ると、インプットを増やす事、生産性を下げる事。
“リーダーは、個々の指標に一喜一憂せず、チームの情熱やパフォーマンスが全体のインパクトにどう繋がっているかという大局的な視点を持つ責任があります。” それはそうよね。難しいけど
いい内容
いい話
実は人間の行動の目的は複数あることが多い
これは共有すべきやつかもしれない
おおすげえ。だいたい合ってる / これをFindy Team+開発元のFindy主催のイベントで喋ってるの、製品アピールとしてこれ以上ないな / 聞いてて「システム」は何を意味してるんかなと少し悩んだ。組織とか?
“法則は「指標が役に立たなくなる」と主張しますが、現実はもっと深刻です。「プレッシャー(圧力)」を伴う指標管理は、システムそのものを破壊するからです”
XP本を読んだ時にも思ったがこの人は本質を見抜く力が凄い/ほんとベロシティとか笑っちゃう
稼働率目標とか人月売を続けてる所は滅ぶべきよね
最高の基調講演でした / ここでいう「システム」は、システム思考(systems thinking)のシステム(系みたいなもの)だと思います。
どのくらい効果影響があったか、それをAIが見つけてくれるのでは無いかと祈る
“グッドハートの法則「目標として設定された途端、それは良い指標ではなくなる」 実際には無効指標どころか成果を劣化させる。解決策:バリューチェーン(価値の連鎖)のできるだけ終端(投資の成果)で測定せよ”
ケントベック懐かしい。
とはいえ、Impactがわからない段階でリーダーは決断して動かなければならない。その見極めの重要性について言及していたのが先日のnaoya氏の記事なのかな
この例だと、工数を減らせば一人当たりのROIを上げられるから、工数をダンピングしたりサービス残業しようとならない?
バリューチェーンのできるだけ終端で計測
会社で「目標」が設定されるたびに「『グッドハートの法則』というものがありまして」と言って、偉い人たちに嫌な顔をされている。
“グッドハートの法則は楽観的すぎた” なんのことかと思いました。
グッドハート…?難しい話は苦手なのにゃ。でも、ケントさん、ボクと遊んでくれたらにゃー!
さすがだ
“エンジニアは「協調しやすく、品質の高い変更」を目指すのではなく、「リーダーボードで最下位にならないために、意味もなくPRを分割する」というハックに腐心し始めます。本来の目的は忘れ去られ、システムは歪ん
指標を目標や評価対象にするな(指標を改善する仕組みを考えよう)という話だと思うが指標が悪と勘違いする人も出てくるので永遠に人は争い続けるのである。
ロードマップに具体的な施策を書かずに目指す効果を書けって話に近い気がした。
“投資家がプログラマーの価値を判断するとき、PRの数など気にしません。投資に対するリターン(ROI)を見ます。我々もその視点を持つべきです。”
後悔するんだろうなぁって思いながら行ってない…。
オンラインゲームの運営やっているとKPI至上主義みたいになってこういう事がすっぽり抜け落ちてしまう。チーム内でも組織内でもそうだし、組織内のチーム間対立のようなものが自然発生してしまう。それって良いのかな
共感
「プレッシャーではなく、気づきを促せ」ってあるけど、プログラマー一人あたりの利益を測定したらそれが実現できんの?
ノルマ制はスタハノフ運動みたく、本来の効率化の目的から遠ざかって、ズルしてでもノルマ達成が目的になり手段の目的化が始まり、部分最適化するから非効率になるどころか状況次第では不正や粉飾が横行しうる。
それが出来れば苦労はしねえ。そもそも何が売れるか分かってれば、誰もが大金持ち。
測定できないものを目標にしてはならないという反駁があってね。コードから利益を測定できる仕組みが出来たらみんな飛びつくはずだが誰もやってない
: 開発チームの活動を、ビジネス上のインパクトや顧客の成果(Outcome / Impact)に結びつけて評価せよ。
聴いたよ
ケント・ベック氏講演録:『グッドハートの法則は楽観的すぎた〜開発生産性の罠と未来〜』 - jgeem
グッド。花京院の「ハート」も賭けようの法則
目標の指標がピント外れでプレッシャーにさらされると人々は目標ハックに終始するから、バリューチェーンのアウトカムの先をがんばって計測して指標に使えという話。
開発の文脈のみならず、GDPとか失業率とか待機児童数とか、そうした社会的な指標もグッドハートの法則に陥ってる感はありますね
リーダーが権限を持ってるならそうなんだけど中間管理職をリーダーって呼称してる現場じゃ意思決定もままならんよね……。
なるほど。私は会社の中で偉くなろうとか一寸も無かったので本質的ではないKPIは完全に無視してプログラマーの道を究めようとしていたが、普通は一生サラリーマンを続けようとするからもっと切実なのか。
“「レバーとして操作する」のではなく、「理解のために使う」”/未来の目標は推測するしかない。設定時点でその推測が正しいかはわからない。少なくとも計測結果から推測の妥当性を検証したほうがいい気はする。
たぶんシステムの成熟度によっても違うんじゃないかと思っている。成熟した優秀な組織ではどちらでも上手くいく。なかなかそんな組織はないからケント・ベックの提言が上手く働く。成熟度が低いとそうとも言えない。
重要な考え方だと思う。測定可能かどうかという問題は残るが
とてもよい講演だった。本当にそうだなと思ったのでAsk the speakerに行って「質問はまったくないんですけど」とおしゃべりさせてもらったら想像してた印象が吹っ飛ぶほど気さくな人で驚いた
ケント・ベックは生ける神。少なくともワイの目指す所であり指針。
デジタルマーケティングにおけるKPI測定も近視眼な施策を打つとサービスへのエンゲージメントを下げて、結果的に売上が下がる。計測すべきはアウトカムだけど、人事評価もしなければならないのが組織の辛いところ。
“グッドハートの法則:ある測定値が目標として設定された途端、それは良い指標ではなくなる。”
「終端で測る」ってのは、要するに「利益が出るまで給料は出ない」ってことなのでは。結局、「計測が困難」というのは「個人の行為が組織の終端へ作用する経路が不透明」ってことだから、頑張りようがないのでは。
「かつて中央銀行は金利操作によってインフレをコントロールしようとしました」アメリカのそれも、違和感しかないのだよな…
終端で測定しようとしたら会社単位とか、細かくても部門とか組織単位の測定になるわけで、個人の目標管理とか個人レベルの行動を数値測定しようというのはたぶん間違いなんだろうな。
だいぶズレるかも知れんが、コスト節約した実績を登録するのが目標になって、この報告の人件費で得した分が帳消しだよなと思った経験あり