"ここまで分析できた上で別に直せたりしないのは漫画って大変なんだなって思うし、でと島本漫画ってこの弱点の部分が面白いとこでとあるしな…"
ヴァンパイドル、島本和彦にしか描けない漫画だよなって楽しく読んでる。作風を真似すればそれっぽいものは描けるのかもしれないけれどあのレベルには到達できなそうというか。すごいなぁと。
天才を見続けて天才を目指しつづけて天才に囲まれて「俺は天才じゃなかった」芸を確立した男
結局パロディしか出来なかった人だなあと、俺の評価はすこぶる低いです
ワンダービットで俺のナスの食わず嫌いが解消されたので偉大なグルメ漫画家
島本作品は「熱血をシニカルな笑いに昇華させて見せよう」という熱さがある、変な温度差の漫画。そこが面白い
天才の土俵で天才に立ち向かっても本来は勝てない所を、でも土俵自体からは逃げず、「天才では無い事」そのものを武器にして一定のスコアを上げて弱者の兵法を開拓するに至るというのは、ワートリの三雲修よね。
だが、それがいい
なあ、俺、吼えよペン、めっちゃ面白いのに気づいてから、20年くらい読まずに置いてるんだぞ、羨ましいだろぉ?読んじゃおっかなーとうとう、読んじゃおっかな
漫画家ネタということで。桂正和先生回超おもしろかったよ https://tver.jp/episodes/epi90sblwe
「テレかくしなのかどうかしらんが」分かる。
身内ネタ漫画家パロディの人ってイメージしかないんだよなぁ
島本和彦に関しては「いいんだよ、島本和彦はそれで!」と基本、全肯定してしまう自分がいる。あと商業でも同人誌でもずーっと描き続けてるのはマジですごい。紙屋さんが島本和彦評書いてるのは知らなかったな。
アオイホノオとか読んでても他の作家へのコンプレックスと自分自身も含めて分析的に見る視点は傑出しているので読者を殴りつけるようなベタの王道は描けない。 それが魅力。
島本和彦って、なんとなくコミックマスターJと印象ごっちゃになるんだけど実際関係あったりするんです?
本宮ひろ志が弟子の宮下あきらを「お前の漫画、テレてる(ここぞの場面でギャグに走る)ようじゃ俺に一生勝てねぇぞ!」と叱ったことがあったらしい。
一般的にテレは最悪なのでやめましょう。島本先生を除く
熱血ってもうギャグにしかならないから生き残るならこうするしかないとは思う
島本先生は登場人物みんなが腹を割って話すべきだと思ってるし、現実でもそんな人なんだろうな。だからこそめちゃくちゃ魅力的な人物だし、でも作劇の基本であるサスペンスとはめちゃくちゃ相性が悪いとw
こういう芸風だから、アオイホノオ・燃えペンのような、半自伝的とはまた違ったナニカという唯一無二が描けたんだろうなと思う/逆境ナインなどマジで面白かったので、パロディだけの人というのも違うと思うんだよな
本人の方が、漫画より面白いから仕方がない
ワンダービットも素晴らしいので、未読の方はぜひ。
2コマ落ち集合体みたいなとこあるよね。まぁ、落ちるよね次のコマか、同じコマか、前のコマとかで。
正直なところ、身内日常ネタじゃないと、疲れちゃって読めない
残念だけど面白くないんだよ
「トリックハンター・ジョウ」
島本先生(本名 手塚秀彦)、ここだけ読むと半笑いだけど。5人の息子持ち(東大卒含む)、ラジオパーソナリティ、地元の社長(父の家業継承)と、万能の常識人だからな。それが弱点になる[漫画家]という職業の異常性よ。
浦沢直樹と真逆みたいな?
島本先生はこういうメタ視点芸が面白いわけだからほんと人それぞれ個性だよなぁ。なんでもできる奴なんていないのよね。
島本和彦は「なーんちゃって」をマジでやるって当時ですら時代錯誤な手法が「そのまま」進化し続けた挙句作者も制御不能になり、それによって完成するという難儀BUTワンアンドオンリーな作風なのだよ。
最後までパンツを脱いでない感じがある。/『締切と闘え!』の中に、とある編集者の「すごく理性が勝っている人」と言う先生の評価があるんですよ。
常人ならこの見開きのページを使って腹落ちする父親ではないけど愛を注ぐ理由を説明するしそっちのが安パイなんだよ。こんな無駄なことができるのは先生の特権だよ
島本マンガは、作者の正直さと弱さが魅力。理性と言われるが、自分は「悟性」だと見てる。等身大の自身への愛。ダメ出しを恐れ、異常なまでに盛りたがる時代に残された、古き良き小市民の私小説。大好き。
島本和彦や藤田和日郎ら長く生き残るサンデー作家を見てると熱血云々よりも良い人柄に尽きると思う。基本的に人付き合いを超大事にして若い新人でも売れたら賞賛する。サンデーの3大大御所も全員この聖人タイプ。
我々は島本劇場というメタなエンタメに参加している と思う今日この頃。
ピエール手塚と同じものを感じる。本人が常識人すぎるというか。苗字も同じだし(?)
ちょっと論点が違うけど、最近描く女の子は確実に可愛くなっているので、弱点を克服しつつあると思う
“「ハーレーは振動が酷いから、振動無くしたらもっと売れるのに」みたいなお話” それな!! |自分の勤務先の札幌営業所で契約してるダスキン、気になって検索したら先生の会社だった件。
なんかわからんけど、島本漫画は好き。おもろくないのもあるけど、いつも、そこにいる作家さんが見えて、その作家に好感を持って読める。他の作家さんにはこういう感覚は滅多にない。
作家性と言われず「芸風」と表現されることに危機感を...いや、危機感覚える必要ないか。唯一無二の芸風だし。
“ 謎が全然ロマンティックじゃない(名言)”
本人は言ってないのに富士鷹ジュビロの「恐怖と衝撃で一生残る愛と勇気」とか「風呂敷広げすぎて後から大変な事になる」とか藤田和日郎作品の特徴の言語化と本人言ってそう感が凄い
靴マシンガンと技北スパークはつかえます 殺虫パンチはむり!
島本先生はシリアスなストーリーを書こうとすると照れ隠しなのかギャグを挟むので、シリアスな笑いは得意な一方、ド直球のシリアスは苦手な印象。一度、ド直球のシリアス作品も見てみたいんだけども。
逆境ナインと燃えよペンしか読んでないのになんか随分とたくさん読んだかのような錯覚をしてしまうの、なんでなん?
島本和彦さんは虎になった姿を「どうだ!これが虎だ!見ろ!」と見せることで全てを消化させてる方に思う。好きです。
戦争の中でおこるエピソード短編集「BATTLE フィールド」はマジで面白いぞ
自虐ネタなんだから当たり前だろうという。
答えを言語化する力はあるのだから、伏線を張るのが好きな人(浦沢直樹先生とか)にプロットを書いてもらえば、バランスは取れそうではある。
「表現」は一つのパラメータを数直線上に並べる勝負じやないから、「できないこと」も磨き上げれば個性たりうる。「どんな曲でも歌えるわけじゃないけど唯一無二の魅力的な歌手」みたいな存在
コメント"「ハーレーは振動が酷いから、振動無くしたらもっと売れるのに」みたいなお話だ" 言語化上手いなあ
多くの作家が人生において大切なことや教訓を感動で表現するのに対して、笑いとして表現できる稀有な作家。いっけんミもフタもないように見えるけど、よく考えるとすごく大事なことだったりする
島本和彦は自分の欠点に自覚的だが、そこが無いと島本漫画ではない、というジレンマがある?
"ここまで分析できた上で別に直せたりしないのは漫画って大変なんだなって思うし、でと島本漫画ってこの弱点の部分が面白いとこでとあるしな…"
ヴァンパイドル、島本和彦にしか描けない漫画だよなって楽しく読んでる。作風を真似すればそれっぽいものは描けるのかもしれないけれどあのレベルには到達できなそうというか。すごいなぁと。
天才を見続けて天才を目指しつづけて天才に囲まれて「俺は天才じゃなかった」芸を確立した男
結局パロディしか出来なかった人だなあと、俺の評価はすこぶる低いです
ワンダービットで俺のナスの食わず嫌いが解消されたので偉大なグルメ漫画家
島本作品は「熱血をシニカルな笑いに昇華させて見せよう」という熱さがある、変な温度差の漫画。そこが面白い
天才の土俵で天才に立ち向かっても本来は勝てない所を、でも土俵自体からは逃げず、「天才では無い事」そのものを武器にして一定のスコアを上げて弱者の兵法を開拓するに至るというのは、ワートリの三雲修よね。
だが、それがいい
なあ、俺、吼えよペン、めっちゃ面白いのに気づいてから、20年くらい読まずに置いてるんだぞ、羨ましいだろぉ?読んじゃおっかなーとうとう、読んじゃおっかな
漫画家ネタということで。桂正和先生回超おもしろかったよ https://tver.jp/episodes/epi90sblwe
「テレかくしなのかどうかしらんが」分かる。
身内ネタ漫画家パロディの人ってイメージしかないんだよなぁ
島本和彦に関しては「いいんだよ、島本和彦はそれで!」と基本、全肯定してしまう自分がいる。あと商業でも同人誌でもずーっと描き続けてるのはマジですごい。紙屋さんが島本和彦評書いてるのは知らなかったな。
アオイホノオとか読んでても他の作家へのコンプレックスと自分自身も含めて分析的に見る視点は傑出しているので読者を殴りつけるようなベタの王道は描けない。 それが魅力。
島本和彦って、なんとなくコミックマスターJと印象ごっちゃになるんだけど実際関係あったりするんです?
本宮ひろ志が弟子の宮下あきらを「お前の漫画、テレてる(ここぞの場面でギャグに走る)ようじゃ俺に一生勝てねぇぞ!」と叱ったことがあったらしい。
一般的にテレは最悪なのでやめましょう。島本先生を除く
熱血ってもうギャグにしかならないから生き残るならこうするしかないとは思う
島本先生は登場人物みんなが腹を割って話すべきだと思ってるし、現実でもそんな人なんだろうな。だからこそめちゃくちゃ魅力的な人物だし、でも作劇の基本であるサスペンスとはめちゃくちゃ相性が悪いとw
こういう芸風だから、アオイホノオ・燃えペンのような、半自伝的とはまた違ったナニカという唯一無二が描けたんだろうなと思う/逆境ナインなどマジで面白かったので、パロディだけの人というのも違うと思うんだよな
本人の方が、漫画より面白いから仕方がない
ワンダービットも素晴らしいので、未読の方はぜひ。
2コマ落ち集合体みたいなとこあるよね。まぁ、落ちるよね次のコマか、同じコマか、前のコマとかで。
正直なところ、身内日常ネタじゃないと、疲れちゃって読めない
残念だけど面白くないんだよ
「トリックハンター・ジョウ」
島本先生(本名 手塚秀彦)、ここだけ読むと半笑いだけど。5人の息子持ち(東大卒含む)、ラジオパーソナリティ、地元の社長(父の家業継承)と、万能の常識人だからな。それが弱点になる[漫画家]という職業の異常性よ。
浦沢直樹と真逆みたいな?
島本先生はこういうメタ視点芸が面白いわけだからほんと人それぞれ個性だよなぁ。なんでもできる奴なんていないのよね。
島本和彦は「なーんちゃって」をマジでやるって当時ですら時代錯誤な手法が「そのまま」進化し続けた挙句作者も制御不能になり、それによって完成するという難儀BUTワンアンドオンリーな作風なのだよ。
最後までパンツを脱いでない感じがある。/『締切と闘え!』の中に、とある編集者の「すごく理性が勝っている人」と言う先生の評価があるんですよ。
常人ならこの見開きのページを使って腹落ちする父親ではないけど愛を注ぐ理由を説明するしそっちのが安パイなんだよ。こんな無駄なことができるのは先生の特権だよ
島本マンガは、作者の正直さと弱さが魅力。理性と言われるが、自分は「悟性」だと見てる。等身大の自身への愛。ダメ出しを恐れ、異常なまでに盛りたがる時代に残された、古き良き小市民の私小説。大好き。
島本和彦や藤田和日郎ら長く生き残るサンデー作家を見てると熱血云々よりも良い人柄に尽きると思う。基本的に人付き合いを超大事にして若い新人でも売れたら賞賛する。サンデーの3大大御所も全員この聖人タイプ。
我々は島本劇場というメタなエンタメに参加している と思う今日この頃。
ピエール手塚と同じものを感じる。本人が常識人すぎるというか。苗字も同じだし(?)
ちょっと論点が違うけど、最近描く女の子は確実に可愛くなっているので、弱点を克服しつつあると思う
“「ハーレーは振動が酷いから、振動無くしたらもっと売れるのに」みたいなお話” それな!! |自分の勤務先の札幌営業所で契約してるダスキン、気になって検索したら先生の会社だった件。
なんかわからんけど、島本漫画は好き。おもろくないのもあるけど、いつも、そこにいる作家さんが見えて、その作家に好感を持って読める。他の作家さんにはこういう感覚は滅多にない。
作家性と言われず「芸風」と表現されることに危機感を...いや、危機感覚える必要ないか。唯一無二の芸風だし。
“ 謎が全然ロマンティックじゃない(名言)”
本人は言ってないのに富士鷹ジュビロの「恐怖と衝撃で一生残る愛と勇気」とか「風呂敷広げすぎて後から大変な事になる」とか藤田和日郎作品の特徴の言語化と本人言ってそう感が凄い
靴マシンガンと技北スパークはつかえます 殺虫パンチはむり!
島本先生はシリアスなストーリーを書こうとすると照れ隠しなのかギャグを挟むので、シリアスな笑いは得意な一方、ド直球のシリアスは苦手な印象。一度、ド直球のシリアス作品も見てみたいんだけども。
逆境ナインと燃えよペンしか読んでないのになんか随分とたくさん読んだかのような錯覚をしてしまうの、なんでなん?
島本和彦さんは虎になった姿を「どうだ!これが虎だ!見ろ!」と見せることで全てを消化させてる方に思う。好きです。
戦争の中でおこるエピソード短編集「BATTLE フィールド」はマジで面白いぞ
自虐ネタなんだから当たり前だろうという。
答えを言語化する力はあるのだから、伏線を張るのが好きな人(浦沢直樹先生とか)にプロットを書いてもらえば、バランスは取れそうではある。
「表現」は一つのパラメータを数直線上に並べる勝負じやないから、「できないこと」も磨き上げれば個性たりうる。「どんな曲でも歌えるわけじゃないけど唯一無二の魅力的な歌手」みたいな存在
コメント"「ハーレーは振動が酷いから、振動無くしたらもっと売れるのに」みたいなお話だ" 言語化上手いなあ
多くの作家が人生において大切なことや教訓を感動で表現するのに対して、笑いとして表現できる稀有な作家。いっけんミもフタもないように見えるけど、よく考えるとすごく大事なことだったりする