Twitterで書いていた今年の地理の難問について,ブログ記事にまとめておいた。今年このままなのはもう仕方がないとして,来年以降に「普通の過去問」として扱われることについては警鐘を鳴らしておきたい。
3だと思ったインナーシティとかの発想はあったのだが
暗記が苦手なのでセンターも2次試験も地理で受けたけど、知識のみを問う問題出されると難しい。
通勤・通学時間が高位て短いのを指すのか‥ あと北海道の持ち家割合は低位になるもんなの?
標準的なほうは難なくクリア、難問とされるほうはいちおう正答したけど、自信を持ってじゃなかったな。/地理は歴史科目と比べると時事的な面が強いし、知識と論理で唯一の肢に辿り着けるよう作問するのも大変だね。
受験の地理って統計的知識のアップデートが頻繁にあるのに無駄に暗記を要求される機会が多くてあまり好きではない。学問としての地理は自然と人の営みを感じられて楽しいんだけど
地理選択って満点は到底狙えなくていいから比較的短い時間で7,8割確保したいって人の選択多いしこんなマニアックな知識に対応してたら旨味がなさすぎるね
今年のを全科目見渡した印象は「AI時代の共通テストのあり方」に取り組んだ科目が多く、特に地歴は「AIのつく嘘を見抜くには、基礎的な知識と良識と読解力」と言いたげな印象(だから資料読解問題がやたらと多い)
エミネム好きガッツポ問題(エミネム好き高校生とは)>「デトロイトはインナーシティ問題が顕著に発生していて中心都市は黒人の貧困層が多い」という地誌的な知識が必要になり
凄く単純にNYは中心部でも専門職が住んでいる(だから家賃問題が深刻)デトロイトは地方都市なので違う、という事で解くけど、生産・輸送職という分けが雑すぎて決め手にかける。デトロイトって運ちゃん多いの?
秋田が持ち家率1位、食料自給率2位なのを覚えているので5-4は自分でも解けそう(土地勘による邪な解法)
「今年(2026年)の共通テスト「地理総合,地理探究」で,1問,共通テストのレベルを逸脱した難問が出題された」「思考力を試す難問を出題しようとして知識問題に帰着するという,近年よく見る出題失敗例の典型例」
言われればなるほどだけど試験中にたどり着くのは自分は無理だなあ
地理総合が日本史・世界史より多いと知って衝撃を受ける私。その割には東北地方の県の位置を間違える大学生が多いぞ。岩手と秋田、逆。
オレはNYに住んでたからあとのほう解けるのかもしれんが教科書一辺倒でなく一般常識で切り抜けれるお得な科目。オレんときは歴史のうち一つは受験必須という縛りがなかったので歴史の勉強はしなかった。
>思考力を試す難問を出題しようとして知識問題に帰着する この箇所だが、AIが普及すると思考力や考察能力よりもそれらの土台となる知識量や暗記能力が再び重視されるようになるのでは?と以前から感じる
難問はさておき、入試問題って勉強になるね。
冒頭の”都市は多様な機能を有するとともに,周辺地域との結びつきによって都市圏を形成する”これがヒントでデトロイトと比べて都市化が発展しているニューヨークが都心と郊外で機能が異なっていると読み取るのかな
Fの中心都市でサが他と比べて低いのがポイントだなと思った。次にサとシの項目を見て、NYならば管理的・専門的職業は多いはず、生産・輸送職は少なかろう、と見立ててEがNY、逆説的にFがデトロイトとした
個人的には「ニューヨーク都市圏の中心都市に生産・輸送職が20%以上いるとは到底思えないので②しかありえない」なんだけど、そんなに難問なのこれ?
ニューヨーク都市圏とデトロイト都市圏の問題。自分は容易に正答できて異常な難問という印象は受けなかった。米国事情に多少なりとも明るければ容易だろうが、高校教科書レベルだと無理なのか。
「管理的・専門的職業」って括りも相当に罠と思う。 https://doi.org/10.20667/peq.51.4_34 見ると全就業者の38%(2013)が管理略。一方、日本の統計(表3,4)は肌感と合うので、「これは日本と別物」と割り切って解読しないと厳しそう
一応正解したけど、知識がある人ほど迷ってしまうのは、良くない問題なのだろうな。
「平均通勤・通学時間が高位」とは何を意味するか悩んだ。「長い」っていう意味でいいんだよね。デトロイト中心部の特殊性はテクノ好きもピンとくるw
2組の差の違いを見ろって作問だからDETは8マイル・NYCは差がないが本線で工業・五大湖・国境で納得して回答かな 単独の意味や割合から考えるには穴の開き方が 生産・輸送ってサプライチェーン含む産業全体ってことか
世界史で受験したため、地理苦手なのよね… 難問の方も一応正解したが、逆説的に導いた感あり。
解法B-③だと思った。駿台と同じだったらしいのでとりあえず自分を納得させた
高度な知識があるとかえって混乱するが、デトロイト=レッドネック、NY=インテリという偏見に凝り固まった単純な脳みそで見ればシがドカチンであることは一目瞭然でありサが多くを占めるEがNYなのもほぼ自明。
難問ではあるとは思うが異常事態なんてことはないだろ。「NYは周辺都市含め高度職が大多数」ってアイデアだけで解ける問題。Bの論理展開がおかしいだけ。
アメドラ好きじゃなけりゃ解けなかったな
学習指導要領解説地理歴史編95〜97頁を踏まえると、高校の系統地理の本来的範囲から逸脱はしていないと思う。ただ英語や数学と同じく「共テでやるのは酷かなあ」とも感じる。なお自分は推定作問者想定解法で解いた。
U.S. Census Bureauの定義と日本の高校地理用語としての「中心都市」、「周辺地域」の意味が一致してるのかは気になった。
資料を真面目に読解しようとした受験生が割を食って、通俗理解(NY=知的高度職、デトロイト=ラストベルト)で回答した受験生が〇を貰えるのはかなり悪質だと思う/偏見の塊の受験生を育てて何とするか
nix in desertis:2026年共通テスト「地理総合,地理探究」で出題された難問について
Twitterで書いていた今年の地理の難問について,ブログ記事にまとめておいた。今年このままなのはもう仕方がないとして,来年以降に「普通の過去問」として扱われることについては警鐘を鳴らしておきたい。
3だと思ったインナーシティとかの発想はあったのだが
暗記が苦手なのでセンターも2次試験も地理で受けたけど、知識のみを問う問題出されると難しい。
通勤・通学時間が高位て短いのを指すのか‥ あと北海道の持ち家割合は低位になるもんなの?
標準的なほうは難なくクリア、難問とされるほうはいちおう正答したけど、自信を持ってじゃなかったな。/地理は歴史科目と比べると時事的な面が強いし、知識と論理で唯一の肢に辿り着けるよう作問するのも大変だね。
受験の地理って統計的知識のアップデートが頻繁にあるのに無駄に暗記を要求される機会が多くてあまり好きではない。学問としての地理は自然と人の営みを感じられて楽しいんだけど
地理選択って満点は到底狙えなくていいから比較的短い時間で7,8割確保したいって人の選択多いしこんなマニアックな知識に対応してたら旨味がなさすぎるね
今年のを全科目見渡した印象は「AI時代の共通テストのあり方」に取り組んだ科目が多く、特に地歴は「AIのつく嘘を見抜くには、基礎的な知識と良識と読解力」と言いたげな印象(だから資料読解問題がやたらと多い)
エミネム好きガッツポ問題(エミネム好き高校生とは)>「デトロイトはインナーシティ問題が顕著に発生していて中心都市は黒人の貧困層が多い」という地誌的な知識が必要になり
凄く単純にNYは中心部でも専門職が住んでいる(だから家賃問題が深刻)デトロイトは地方都市なので違う、という事で解くけど、生産・輸送職という分けが雑すぎて決め手にかける。デトロイトって運ちゃん多いの?
秋田が持ち家率1位、食料自給率2位なのを覚えているので5-4は自分でも解けそう(土地勘による邪な解法)
「今年(2026年)の共通テスト「地理総合,地理探究」で,1問,共通テストのレベルを逸脱した難問が出題された」「思考力を試す難問を出題しようとして知識問題に帰着するという,近年よく見る出題失敗例の典型例」
言われればなるほどだけど試験中にたどり着くのは自分は無理だなあ
地理総合が日本史・世界史より多いと知って衝撃を受ける私。その割には東北地方の県の位置を間違える大学生が多いぞ。岩手と秋田、逆。
オレはNYに住んでたからあとのほう解けるのかもしれんが教科書一辺倒でなく一般常識で切り抜けれるお得な科目。オレんときは歴史のうち一つは受験必須という縛りがなかったので歴史の勉強はしなかった。
>思考力を試す難問を出題しようとして知識問題に帰着する この箇所だが、AIが普及すると思考力や考察能力よりもそれらの土台となる知識量や暗記能力が再び重視されるようになるのでは?と以前から感じる
難問はさておき、入試問題って勉強になるね。
冒頭の”都市は多様な機能を有するとともに,周辺地域との結びつきによって都市圏を形成する”これがヒントでデトロイトと比べて都市化が発展しているニューヨークが都心と郊外で機能が異なっていると読み取るのかな
Fの中心都市でサが他と比べて低いのがポイントだなと思った。次にサとシの項目を見て、NYならば管理的・専門的職業は多いはず、生産・輸送職は少なかろう、と見立ててEがNY、逆説的にFがデトロイトとした
個人的には「ニューヨーク都市圏の中心都市に生産・輸送職が20%以上いるとは到底思えないので②しかありえない」なんだけど、そんなに難問なのこれ?
ニューヨーク都市圏とデトロイト都市圏の問題。自分は容易に正答できて異常な難問という印象は受けなかった。米国事情に多少なりとも明るければ容易だろうが、高校教科書レベルだと無理なのか。
「管理的・専門的職業」って括りも相当に罠と思う。 https://doi.org/10.20667/peq.51.4_34 見ると全就業者の38%(2013)が管理略。一方、日本の統計(表3,4)は肌感と合うので、「これは日本と別物」と割り切って解読しないと厳しそう
一応正解したけど、知識がある人ほど迷ってしまうのは、良くない問題なのだろうな。
「平均通勤・通学時間が高位」とは何を意味するか悩んだ。「長い」っていう意味でいいんだよね。デトロイト中心部の特殊性はテクノ好きもピンとくるw
2組の差の違いを見ろって作問だからDETは8マイル・NYCは差がないが本線で工業・五大湖・国境で納得して回答かな 単独の意味や割合から考えるには穴の開き方が 生産・輸送ってサプライチェーン含む産業全体ってことか
世界史で受験したため、地理苦手なのよね… 難問の方も一応正解したが、逆説的に導いた感あり。
解法B-③だと思った。駿台と同じだったらしいのでとりあえず自分を納得させた
高度な知識があるとかえって混乱するが、デトロイト=レッドネック、NY=インテリという偏見に凝り固まった単純な脳みそで見ればシがドカチンであることは一目瞭然でありサが多くを占めるEがNYなのもほぼ自明。
難問ではあるとは思うが異常事態なんてことはないだろ。「NYは周辺都市含め高度職が大多数」ってアイデアだけで解ける問題。Bの論理展開がおかしいだけ。
アメドラ好きじゃなけりゃ解けなかったな
学習指導要領解説地理歴史編95〜97頁を踏まえると、高校の系統地理の本来的範囲から逸脱はしていないと思う。ただ英語や数学と同じく「共テでやるのは酷かなあ」とも感じる。なお自分は推定作問者想定解法で解いた。
U.S. Census Bureauの定義と日本の高校地理用語としての「中心都市」、「周辺地域」の意味が一致してるのかは気になった。
資料を真面目に読解しようとした受験生が割を食って、通俗理解(NY=知的高度職、デトロイト=ラストベルト)で回答した受験生が〇を貰えるのはかなり悪質だと思う/偏見の塊の受験生を育てて何とするか