科挙が優れた仕組み・・・?
女枠にしても推薦の良く分からん入試制度にしても結局不透明性が上がると腐敗等の原因になり、その他のインセンティブを著しく損なう。
科挙については「あらゆる階層から」とは言い難いなあとは思うし、挙げられた地図だって地域的広がりは示すけど階層は示してないよね。比較的裕福ではない人から出世した例がないとは言わないけど。
知能で差別してるよね。ランダム抽出すべし
科挙の問題は欧州近代化以後もずっと四書五経を重視していた(それが変法自強の挫折に繋がった)点で、世界史上の中国諸王朝の占める位置づけを踏まえると選抜・統治システムとしては優れていたと言えるんじゃないの。
より公平なのはくじ引きやろ。ペーパーテストは実際には選別機能しかなくて、公平化の機能は限定的。能力の判定機能も、実は相当に限定的で、メリトクラシーを是としてさえ、腹立たしいほどポンコツ
阿倍仲麻呂は日本人なのに科挙合格したんだろ。外国人なのに受かっちゃう知性はヤバいし、外国人でも賢ければ余裕で使うメリトクラシー徹底具合もヤバい
東大筆記試験の分布もみたい。中高一貫で高2で指導範囲終わらせて高3は受験勉強だけするとか聞いて不公平に思った記憶
99点と100点の違いを作るために本質的でない学習を強要するよりも、90点以上の人間を集めてくじ引きさせたほうが長期的な発展には寄与する気もする。
教育の質や量が親の貧富などに左右される点は考慮しないものとする。縁故主義よりはマシなのはそう。
「省ごとの合格枠(按省取士)による調整の影響」「合格者の大半は郷紳層や官僚子弟であって、農民や都市下層民が上位試験に進むことはほとんどなかった」「科挙には長期にわたる教育投資と金銭的余裕が不可欠」
階層にはやはり傾向が出ると思うが、地域的な広がりは興味深い。
試験制の前が推薦制な訳で、推薦制だといいとこの階級の子女が上がっていき、やがて貴族になっていくのが過去の歴史。
まあ、科挙の前は九品官人法だからなあ。相対的に見れば極めて優れた仕組みではあった。ただ、儒学がな。(っつーか、科挙は筆記試験だけじゃないけど)
科挙はさておき、AO入試の「経験」は金で買えちゃうからなぁ。NPOとか作って活動実績まで仕立ててくれる商売がいくらでもあるからね。くじ引き言ってる奴はサンデル読んだな。
途中で紹介されてる「金元時代の華北社会と科挙制度 もう一つの「士人層」」https://www.waseda-up.co.jp/newpub/post-597.html 面白そう。/宋の歴史は教科書レベルでしか触れてこなかったけど、深掘りしたら面白そう。
今年測量士受けたんだけど、『受験資格はありますか?学歴、年齢、性別、実務経験及び国籍に関係なく受験できます』の文言はよいなぁと改めて思っていた。
まあ、御後見ガーとかいう本邦よりマシなんじゃねーの(そうか?
【id:cinq_na くじ引き言ってる奴はサンデル読んだな】国立大教育学部附属小・中の入試では、ペーパーテスト+くじ引きの所があるんだよ。
“歴史的には唐代ではなく宋の時代に科挙制度が完成したと言われているのがわかる図だな。 宋代に紙が安価で作れるようになり、模範解答の配布や解答用紙の統一化や経典(参考書)の普及が要因。”
他よりマシというだけ。率直に、それら合否システムは選別でしかなく優秀であるかどうかは仕事の結果でしか表せない。そして残念ながら責任を負わない力はどんな選別方法で選ばれても必ず腐敗する。
ゆとった後で景気回復してたらやっぱペーパーだけじゃダメだねとなっていただろう
カンニングに命かける風習はそのあたりもルーツなんだろう
今、大学入試は推薦多いから、もう結構偏って来てるんだろうなあとは思ってる。入学定員厳格化でこういう影響が出るのは考慮されてたのかなあ。されてなさそうな気がする
西欧の近代官僚制改革が中国の科挙に影響を受けたことは有名。上流階級のコネだけ馬鹿を行政権力から間引けるだけでも血縁制に比して社会的価値が高く当然純粋な民主政より良い。日本はお隣だが明治に西欧経由で導入
後期の行き過ぎた感じの科挙を見るに、対策にリソースをどれだけつぎ込めるかの差になっていくのがこの手の試験の課題ではあるが、機会平等な試験な気はする。日本の試験も同じ課題抱えてるが推薦よりマシだな。
「格差を考慮して下駄を履かせるようになったから」「実力が均等化したからではなく、合格枠による調整の影響」
受験者のほうが住所をばらつかせた可能性と、採点者が加点した場合
昔、東大や京大はどんな変人でも勉強できさえすれば合格できるのがいいって言ってる人をみたことあるな。アメリカの名門大はボランティア経験とか人間性を見るから同じような人間ばっかりだとか。
科挙は何年も勉強に打ち込める富裕層でないと困難だし、戦前日本も中学以上への進学には家の金が大事、戦後日本も塾や家庭環境で金持ちが有利。筆記試験にも親ガチャの要素は無視できない。
科挙は一千年以上続けたせいで、大体の模範解答は固まって清代の頃には、字の綺麗さで決まってたしな
「日本の近代的筆記受験制度は最悪の制度である、ただし他の人材登用制度に比べればましなのであろう」教育の機会の平等を広げ、学閥主義と薄っぺらなエリート意識や試験弱者への蔑視さえ抑えられればより良いものに
皇帝がガッツリ世襲制だからそれをサポートする政治組織体は非世襲制の究極である官僚制を徹底して皇帝と対立しない構造を作り上げたという理解。あらゆる階級から選んだというより世襲でないという点が重要かと。
くじ引き良さそうに見える
いっぽう科挙が対策されて難しくなり挫折したエリートをたくさん生んだことが太平天国の乱につながった、とめちゃおもしろかった「エリート過剰生産が国家を滅ぼす」に書かれていた(科挙自体の功罪でもないけど
合格して官吏に登用されたら、一族郎党みんなおこぼれにあずかれる強力な縁故社会だからな。そりゃ必死に勉強するよ
学生時代は筆記試験が全てなのに転職活動となると筆記試験一切なくなるの不思議よね
科挙において、私立中高プラス鐵緑会みたいな対策はあったのだろうか
AO入試は親の太さ選手権だからな。
清代に蒙古と満州に合格者が少ないのは、科挙が漢族上流階級のためのものだからね。蒙古族と満州族はそれ以外に登用の道があっただろう。
政治家も選挙の立候補前に筆記試験やってくれんかな。最近は度を超えたアホが多すぎる。そんで筆記試験の点数含めて立候補者公示してほしい。
ちなみに日本の管理用登用試験は「官庁訪問」と言う「官僚が官僚を選ぶ」腐敗システムが組み込まれており、これを何とかしないと霞ヶ関は国を害し続けます/泥棒に鍵の番をさせてる状態
たまに誤解している人いるっぽいけど、科挙だけが官界ルートじゃないからね
俺の子供のころ盛んだったいわゆる受験戦争批判は階層の再生産を目指した支配層の罠だった説を唱えておく。
教育業界エアプすぎ。教育格差について30分調べてから出直すべき。
受験勉強に専念できる階層じゃないと無理だったのは事実だけど、貧しい家庭の子供でも優秀だとみなされれば一族や同郷のお金持ちが支援する仕組みもあったのよ。合格して出世すれば見返りがあるから。
勿論現代基準ではケチつけようもあるが1400年前に学力で役人任用を決める仕組みは間違いなく先進的/当時の日本はあらゆる制度を中国からパクったけど子供を勉強させないと高位につけられない科挙は導入出来なかった
一口に科挙って言っても時代によって違うらしいから、時代別に見てみたいな~。
戦乱騒乱無しに階層の流動性高めるシステムとしては超優秀。このシリーズ好き【ゆっくり解説】史上最難関試験「科挙」に受かるまで・前編【歴史解説】https://www.youtube.com/watch?v=5b9YlrMsWQQ
のみじゃない場合もあるような
科挙のために子供の頃から何年も何年も勉強してそれでも合格できずに故郷に帰る話もいっぱいあるのに、外国人でさらっと通っちゃう阿倍仲麻呂さんすごい。なんで日本に帰らなかったのかしら
なんだかんだ筆記試験の方が公平なのは確か。とりあえず内申点は廃止すべき。
学生とかはまあそれである程度良いけど、企業の中途採用とか俺みたいなフリーランスエンジニアに対する面談とかさ、プログラム(かその思考試す)問題の一つや二つ出した方が良いと思うよ。俺はちょっと困るけどねw
単にプロットの数が増えただけのように見えるが。都会は相変わらず多い。
そんなエリート達が、去勢されたゴロツキ共と政争を繰り広げ、敗北するのが中国史…
「筆記試験でのみ合否が決まる受験システム」にだいぶ助けられてきた身ではあるけど、受験制度が"現場を(知能労働ができなかった落伍者のいる場所と見做して)見下す文化の醸成要因"というデメリットは否めないな。
模試E判定だった上位大学にAO入試で潜りこんだワイ、高みの見物
東大の合格者も全国から出てるけど年収(階層)は偏ってるよな。科挙だって同じで、受験者が長期間にわたって勉強に打ち込めるようなある程度余裕のある家庭じゃないと無理だろ。
慶應のAO入試がその逆の例よね。あれのせいで慶應はより露見的に身内主義になった。
これで筆記試験だけでも格差が云々とか言うが、じゃあもっと公平な手段あるのか?少なくとも経験重視よりは公平だろ。あと東大とか京大とかその辺は知らんが昔で言う二期校とかなら生活保護手前の家庭でも十分入れる
ペーパーテストは基礎学力が足りない受験者をふるい落とすためには最適。でも創造力などプラスの能力を測る事はできない。なのでトップを選抜するなら筆記で足切りしたあとでハッカソンでもやるしかないかもしれん。
ブコメの「AO入試の「経験」は金で買えちゃう」が謎。金出せば甲子園に出られるんか?地区大会勝ち抜けられるんかい?知らんかったわ
まぁ社会の上流層が率先して既存の受験システムを叩く側だったことは記憶しておくべきか。ペーパー試験の比率を大幅に下げての面接や学校等の推薦重視は、郷挙里選や九品中正の時代に巻き戻したいということなのかも
阿倍仲麻呂の優秀さは否定しないが、唐代は皇帝の外国人好きが影響してる部分も。安禄山のようなソグド人も重用されるような時代。明は片っ端から官僚を粛清していたので補充しないと足りなかった。清代はわからん
"近代(一番下の明、清)になると全土から満遍なく受かるようになって"とあるから結局制度じゃなくて運用する側次第ってことなのでは
今は共産党員=科挙合格者みたいなもん。中国の数少ない偉いところは、今はトップも実力主義なところ。だから権力闘争が熾烈で、トップになったら徹底的に資産を貯めて蹴落とされるのに備える。
筆記試験のみで合否が決まる日本の受験システムや科挙はあらゆる階層から優秀な人材を登用する優れた仕組みであり中国でも全土からまんべんなく合格者がでていた
科挙が優れた仕組み・・・?
女枠にしても推薦の良く分からん入試制度にしても結局不透明性が上がると腐敗等の原因になり、その他のインセンティブを著しく損なう。
科挙については「あらゆる階層から」とは言い難いなあとは思うし、挙げられた地図だって地域的広がりは示すけど階層は示してないよね。比較的裕福ではない人から出世した例がないとは言わないけど。
知能で差別してるよね。ランダム抽出すべし
科挙の問題は欧州近代化以後もずっと四書五経を重視していた(それが変法自強の挫折に繋がった)点で、世界史上の中国諸王朝の占める位置づけを踏まえると選抜・統治システムとしては優れていたと言えるんじゃないの。
より公平なのはくじ引きやろ。ペーパーテストは実際には選別機能しかなくて、公平化の機能は限定的。能力の判定機能も、実は相当に限定的で、メリトクラシーを是としてさえ、腹立たしいほどポンコツ
阿倍仲麻呂は日本人なのに科挙合格したんだろ。外国人なのに受かっちゃう知性はヤバいし、外国人でも賢ければ余裕で使うメリトクラシー徹底具合もヤバい
東大筆記試験の分布もみたい。中高一貫で高2で指導範囲終わらせて高3は受験勉強だけするとか聞いて不公平に思った記憶
99点と100点の違いを作るために本質的でない学習を強要するよりも、90点以上の人間を集めてくじ引きさせたほうが長期的な発展には寄与する気もする。
教育の質や量が親の貧富などに左右される点は考慮しないものとする。縁故主義よりはマシなのはそう。
「省ごとの合格枠(按省取士)による調整の影響」「合格者の大半は郷紳層や官僚子弟であって、農民や都市下層民が上位試験に進むことはほとんどなかった」「科挙には長期にわたる教育投資と金銭的余裕が不可欠」
階層にはやはり傾向が出ると思うが、地域的な広がりは興味深い。
試験制の前が推薦制な訳で、推薦制だといいとこの階級の子女が上がっていき、やがて貴族になっていくのが過去の歴史。
まあ、科挙の前は九品官人法だからなあ。相対的に見れば極めて優れた仕組みではあった。ただ、儒学がな。(っつーか、科挙は筆記試験だけじゃないけど)
科挙はさておき、AO入試の「経験」は金で買えちゃうからなぁ。NPOとか作って活動実績まで仕立ててくれる商売がいくらでもあるからね。くじ引き言ってる奴はサンデル読んだな。
途中で紹介されてる「金元時代の華北社会と科挙制度 もう一つの「士人層」」https://www.waseda-up.co.jp/newpub/post-597.html 面白そう。/宋の歴史は教科書レベルでしか触れてこなかったけど、深掘りしたら面白そう。
今年測量士受けたんだけど、『受験資格はありますか?学歴、年齢、性別、実務経験及び国籍に関係なく受験できます』の文言はよいなぁと改めて思っていた。
まあ、御後見ガーとかいう本邦よりマシなんじゃねーの(そうか?
【id:cinq_na くじ引き言ってる奴はサンデル読んだな】国立大教育学部附属小・中の入試では、ペーパーテスト+くじ引きの所があるんだよ。
“歴史的には唐代ではなく宋の時代に科挙制度が完成したと言われているのがわかる図だな。 宋代に紙が安価で作れるようになり、模範解答の配布や解答用紙の統一化や経典(参考書)の普及が要因。”
他よりマシというだけ。率直に、それら合否システムは選別でしかなく優秀であるかどうかは仕事の結果でしか表せない。そして残念ながら責任を負わない力はどんな選別方法で選ばれても必ず腐敗する。
ゆとった後で景気回復してたらやっぱペーパーだけじゃダメだねとなっていただろう
カンニングに命かける風習はそのあたりもルーツなんだろう
今、大学入試は推薦多いから、もう結構偏って来てるんだろうなあとは思ってる。入学定員厳格化でこういう影響が出るのは考慮されてたのかなあ。されてなさそうな気がする
西欧の近代官僚制改革が中国の科挙に影響を受けたことは有名。上流階級のコネだけ馬鹿を行政権力から間引けるだけでも血縁制に比して社会的価値が高く当然純粋な民主政より良い。日本はお隣だが明治に西欧経由で導入
後期の行き過ぎた感じの科挙を見るに、対策にリソースをどれだけつぎ込めるかの差になっていくのがこの手の試験の課題ではあるが、機会平等な試験な気はする。日本の試験も同じ課題抱えてるが推薦よりマシだな。
「格差を考慮して下駄を履かせるようになったから」「実力が均等化したからではなく、合格枠による調整の影響」
受験者のほうが住所をばらつかせた可能性と、採点者が加点した場合
昔、東大や京大はどんな変人でも勉強できさえすれば合格できるのがいいって言ってる人をみたことあるな。アメリカの名門大はボランティア経験とか人間性を見るから同じような人間ばっかりだとか。
科挙は何年も勉強に打ち込める富裕層でないと困難だし、戦前日本も中学以上への進学には家の金が大事、戦後日本も塾や家庭環境で金持ちが有利。筆記試験にも親ガチャの要素は無視できない。
科挙は一千年以上続けたせいで、大体の模範解答は固まって清代の頃には、字の綺麗さで決まってたしな
「日本の近代的筆記受験制度は最悪の制度である、ただし他の人材登用制度に比べればましなのであろう」教育の機会の平等を広げ、学閥主義と薄っぺらなエリート意識や試験弱者への蔑視さえ抑えられればより良いものに
皇帝がガッツリ世襲制だからそれをサポートする政治組織体は非世襲制の究極である官僚制を徹底して皇帝と対立しない構造を作り上げたという理解。あらゆる階級から選んだというより世襲でないという点が重要かと。
くじ引き良さそうに見える
いっぽう科挙が対策されて難しくなり挫折したエリートをたくさん生んだことが太平天国の乱につながった、とめちゃおもしろかった「エリート過剰生産が国家を滅ぼす」に書かれていた(科挙自体の功罪でもないけど
合格して官吏に登用されたら、一族郎党みんなおこぼれにあずかれる強力な縁故社会だからな。そりゃ必死に勉強するよ
学生時代は筆記試験が全てなのに転職活動となると筆記試験一切なくなるの不思議よね
科挙において、私立中高プラス鐵緑会みたいな対策はあったのだろうか
AO入試は親の太さ選手権だからな。
清代に蒙古と満州に合格者が少ないのは、科挙が漢族上流階級のためのものだからね。蒙古族と満州族はそれ以外に登用の道があっただろう。
政治家も選挙の立候補前に筆記試験やってくれんかな。最近は度を超えたアホが多すぎる。そんで筆記試験の点数含めて立候補者公示してほしい。
ちなみに日本の管理用登用試験は「官庁訪問」と言う「官僚が官僚を選ぶ」腐敗システムが組み込まれており、これを何とかしないと霞ヶ関は国を害し続けます/泥棒に鍵の番をさせてる状態
たまに誤解している人いるっぽいけど、科挙だけが官界ルートじゃないからね
俺の子供のころ盛んだったいわゆる受験戦争批判は階層の再生産を目指した支配層の罠だった説を唱えておく。
教育業界エアプすぎ。教育格差について30分調べてから出直すべき。
受験勉強に専念できる階層じゃないと無理だったのは事実だけど、貧しい家庭の子供でも優秀だとみなされれば一族や同郷のお金持ちが支援する仕組みもあったのよ。合格して出世すれば見返りがあるから。
勿論現代基準ではケチつけようもあるが1400年前に学力で役人任用を決める仕組みは間違いなく先進的/当時の日本はあらゆる制度を中国からパクったけど子供を勉強させないと高位につけられない科挙は導入出来なかった
一口に科挙って言っても時代によって違うらしいから、時代別に見てみたいな~。
戦乱騒乱無しに階層の流動性高めるシステムとしては超優秀。このシリーズ好き【ゆっくり解説】史上最難関試験「科挙」に受かるまで・前編【歴史解説】https://www.youtube.com/watch?v=5b9YlrMsWQQ
のみじゃない場合もあるような
科挙のために子供の頃から何年も何年も勉強してそれでも合格できずに故郷に帰る話もいっぱいあるのに、外国人でさらっと通っちゃう阿倍仲麻呂さんすごい。なんで日本に帰らなかったのかしら
なんだかんだ筆記試験の方が公平なのは確か。とりあえず内申点は廃止すべき。
学生とかはまあそれである程度良いけど、企業の中途採用とか俺みたいなフリーランスエンジニアに対する面談とかさ、プログラム(かその思考試す)問題の一つや二つ出した方が良いと思うよ。俺はちょっと困るけどねw
単にプロットの数が増えただけのように見えるが。都会は相変わらず多い。
そんなエリート達が、去勢されたゴロツキ共と政争を繰り広げ、敗北するのが中国史…
「筆記試験でのみ合否が決まる受験システム」にだいぶ助けられてきた身ではあるけど、受験制度が"現場を(知能労働ができなかった落伍者のいる場所と見做して)見下す文化の醸成要因"というデメリットは否めないな。
模試E判定だった上位大学にAO入試で潜りこんだワイ、高みの見物
東大の合格者も全国から出てるけど年収(階層)は偏ってるよな。科挙だって同じで、受験者が長期間にわたって勉強に打ち込めるようなある程度余裕のある家庭じゃないと無理だろ。
慶應のAO入試がその逆の例よね。あれのせいで慶應はより露見的に身内主義になった。
これで筆記試験だけでも格差が云々とか言うが、じゃあもっと公平な手段あるのか?少なくとも経験重視よりは公平だろ。あと東大とか京大とかその辺は知らんが昔で言う二期校とかなら生活保護手前の家庭でも十分入れる
ペーパーテストは基礎学力が足りない受験者をふるい落とすためには最適。でも創造力などプラスの能力を測る事はできない。なのでトップを選抜するなら筆記で足切りしたあとでハッカソンでもやるしかないかもしれん。
ブコメの「AO入試の「経験」は金で買えちゃう」が謎。金出せば甲子園に出られるんか?地区大会勝ち抜けられるんかい?知らんかったわ
まぁ社会の上流層が率先して既存の受験システムを叩く側だったことは記憶しておくべきか。ペーパー試験の比率を大幅に下げての面接や学校等の推薦重視は、郷挙里選や九品中正の時代に巻き戻したいということなのかも
阿倍仲麻呂の優秀さは否定しないが、唐代は皇帝の外国人好きが影響してる部分も。安禄山のようなソグド人も重用されるような時代。明は片っ端から官僚を粛清していたので補充しないと足りなかった。清代はわからん
"近代(一番下の明、清)になると全土から満遍なく受かるようになって"とあるから結局制度じゃなくて運用する側次第ってことなのでは
今は共産党員=科挙合格者みたいなもん。中国の数少ない偉いところは、今はトップも実力主義なところ。だから権力闘争が熾烈で、トップになったら徹底的に資産を貯めて蹴落とされるのに備える。