0080、WXII、オーガス02の高山文彦監督インタビュー。「物語の序盤、アルがハンディーカメラで撮影したのは「物語の最後に戦うもの」なんです」見返さないと……!!
ガンダム作品の中で一番好き
「ミンチより〜」がエグいとか、ケンプファーかっけー、ぐらいにしか思われてなくないか。俺も含めてガンダムの客は歳を取っただけの子供だから。
ハイゴッグとケンプファーが最高なアニメ。ガキはただただむかつく。
有料記事がプレゼントされました!11月14日 13:15まで全文お読みいただけます 「泣ける」の評価に「失敗だった」 戦後世代がガンダムで描いたもの: https://digital.asahi.com/articles/ASTBZ0SWNTBZPITB00DM.html?ptoken=01K9XPSS6796C21YESC8BKSE1H
凄い、高山文彦監督のインタビューだ(一時期は連絡取れない・取材も出来ないイメージでした)
”「ポケットの中の戦争」はガンダムシリーズで、初めて富野さん以外の方、かつ戦後生まれの世代にバトンタッチされた象徴的な作品です” これをやったのが高山監督で良かった。
“あまり芳しくなかったです。富野さん以外がガンダムを手がけることへの反発がまずあって” 今も昔も原作厨の原作厨仕草は変わらんな。
自分ことではない戦争(レンズの向こうや薬莢バッジ集め)と、現実の戦争。そこにある断絶の残酷さ(解消しない)を叩きつけたオチは本当に強烈だった。宮崎氏や水木氏等の昭和クリエイターはそこを強く意識していたが…
富野監督が「あれは失敗だった」とVガンのリーンホース特攻を挙げるようなもの。腕がある監督はどうしても感動的に描いてしまう
「ロボットかっこいい」だけのクソガキに見たくないものを見せつける良心こそがポケ戦を素晴らしい作品にしているんだよね
「泣ける」ぐらいフックしないと、よくわからないものとして埋もれてしまう。さりとて表現に成功したとして、オタク=アル=クソガキにはMSカッコよかったぐらいしか見えずに絶望する羽目になる。
高山監督のポケ戦関連のインタビュー初めて読んだ気がする。制作時に参考にした資料などの話題が出ていて面白い
「評価は高くなかった」そうだったかなあ? これと「ガンダム戦争写真集」は後への影響大きかったように感じたんだけど(いちオタクの視線です)
反戦色の強い作品だと思っていたけど、想像以上にしっかりしたメッセージがあった。ちゃんと見直したい。/その後に0083みたいなのが続くのもまた面白い。
このインタビューを見ると、最後のシーンのBGMの違和感も意図的に仕掛けたものだったんだろうなと思う。
別に泣けないし単純にストーリーが退屈
泣ける以前に初見の時はショックで動けなくなったが 感動する要素がどこに…
「戦争を知る世代がいなくなった後も、戦争のリアルが伝わるような物語を作れると思いますか」という質問に引っ掛かるなあ、世界では戦争が続くのに。自分の都合に合う「戦争」や「知る」を抽出したいだけの言論では
作風を絶望的にしたかったのなら、両親も死なせた方がよかったかもしれない。家庭が修復されて帰るところがあるから、少年がちょっと戦争に関わって悲惨なものを目撃した、くらいの印象になってしまう面もあった。
まだ見てないのだけど、見る覚悟がいつまでもできない作品。そしてまた見る覚悟が遠くなった
あからさまな皮肉として挿入された筈の「泣くなよ。戦争はまたすぐ始まるって、もっと派手な奴がさ」はその後のバンダイの商売でまるきり再現されちまうのが皮肉だよね
戦争映画を通じて反戦というのはポーズでしかないと思っている。それは作り手も視聴者も。その程度で思想信条を動かす人物は逆に扇動されやすいだろう。
当時毎月OVA全巻買った。
「アラン・レネ監督『夜と霧』を見て、ホロコースト被害者の残した品々のショットが延々と描写された場面の方が記憶に残っている。こういう暗示的な手法のほうが、より強く視聴者の印象に残るのだと思いました。」
ガンダム作品で「戦争のリアル」を表現をするひな型を作ってしまったのはこの作品かもね。
作者の意図と読者の受け取り方は違う物だし、伝わらなかったことで傑作扱いされるのもまた傑作らしいと思うよ/あからさまな反戦劇だけれど、ケンプファーやハイゴッグやジムスナイパーIIは滅茶苦茶格好良いんだ
ポケ戦好き。
「普通の民間人の子供」と「本編では悪役だったジオン側の一兵士」の視点で描かれた作品というのがポイント。ガンダム産業確立途上の1989年の段階でこんな企画が通ったのはバンダイビジュアルの先見の明というべきか
今に至るまで宇宙世紀ものの最高峰だと思う。今だともっと救いのあるラストにされてしまうだろうから、こんな話はもう作れないだろうな……と思ってたらサンダーボルトに襲われた。たすけて。
アニメ以外にも、もっと見るべき映画や読むべき本がたくさんあるよとも言いたい。
自己犠牲などを描けばそれはそうなる。むしろ「無意味だった」ことがスパイスになってしまっている。プライベート・ライアンが世間でどう消費されているかを鑑みれば、「それができたら歴史に名が残る」って思うなぁ
SDガンダムで十分楽しんでた俺が宇宙世紀にどっぷり浸かる事になった最初のガンダムがポケ戦だわ
子供を持つ身になってみると、このインタビューを読みながら思い返しただけで胸が掻き毟られるようなつらさを憶える。擬似家族とその喪失。死に取り残された人生。子供にあんな体験をさせたくない。
実際初めて見た後の虚無感はすごいからね。でもバンダイ自体がそういう「泣ける」ような作品としての売り方しちゃってるからねえ…DVD売る時に大人になった浪川にCMさせたりさ
高山さんは、ストレンヂアで脚本頼むために探すのめっちゃ苦労したって話を聞いたことがあるな。とても貴重なインタビュー記事だ。ありがたや。
プレゼントありがとう/カメラのくだりまるで知らんかったな。アニメはエンタメでもあるからかじ取り難しいね。でも最後の戦いが全く無為になってしまう残酷な構成はすごいと思ったよ。
失敗だなんて言わないでほしい。クリスとバーニィ、2人のメロドラマの結末よりもラストの校庭のシーンのほうが哀しさや怖さとして印象に残ってる。だからこそ今の宇宙世紀の隙間に新たな作品を作る流れは好きじゃな
一番記憶に残っているガンダム。自分は確実に絶望感を感じたし、子供ながらに、見ている人にこんなに絶望感を与える作品があって良いのかって衝撃だった。
あんまりガンダムが出てこないので同時代的には評価が低く、次のOVA0083では最初からガンダムが二機出てくるようにしたとかなんとか
兵器としてのモビルスーツの描写も「人が動かす、それそのものには意志のないモノ」感があって、それまでのスーパーパイロットが自分の身体のように扱うものとは違った。|クリスがバーニィは元気?的に訊くんよ…。
ポケ戦、高価なOVA全盛期ゆえ、派手なメカ作画等が評価軸だった当時より、作画面のアドバンテージが抜け落ちた現代の方が、反戦アニメとしての評価は高い気がする。ガンダム知識ゼロでも理解できる丁寧な作劇が秀逸
ファーストろくに見てないのにポケ戦だけは全部見た、戦争中なのにまだ巻き込まれていないコロニーの長閑さとの対比が妙にリアルで引き込まれた。突っ込みどころはあるけどガンダム物の中で一番納得できるストーリー
MSに関してはGQと同様に初代の機体そのものとしてデザインしたのに、ああいうデザインのバリエーション機とされたため色々禍根を残した
ガンダムってWW2が元にあるけどこの作品のリアリティラインは後期の宇宙世紀ベースなのよね、冷戦期に近い雰囲気、大戦が終わりに近づき次の時代の境目で起きた話という感じ
「泣ける」と表現してしまうのは語彙の限界で揺さぶられた想いの強さを表す言葉を持ち合わせていないことが大きいと思う。自分がそう。大好きな作品でやるせなさを感じながら最後は「泣ける」とまとめちゃう
「今思うと、伝えるためには僕自身の覚悟も足りなかった。」この感想に尽きるなぁ。好きなんだけどいかにも戦争を知らない世代が作った反戦という作風だった。ケンプファーとかも好きなんだけどリアルじゃないよね。
"実際に歩兵として従軍した人間の作品には、根底に怒りがある気がします。 (略) 残された資料から作っていく作品には、「当事者として」の怒りはない。その感情はどうしても抜け落ちてきてしまう。"
「泣ける」の評価に「失敗だった」 戦後世代がガンダムで描いたもの:朝日新聞
0080、WXII、オーガス02の高山文彦監督インタビュー。「物語の序盤、アルがハンディーカメラで撮影したのは「物語の最後に戦うもの」なんです」見返さないと……!!
ガンダム作品の中で一番好き
「ミンチより〜」がエグいとか、ケンプファーかっけー、ぐらいにしか思われてなくないか。俺も含めてガンダムの客は歳を取っただけの子供だから。
ハイゴッグとケンプファーが最高なアニメ。ガキはただただむかつく。
有料記事がプレゼントされました!11月14日 13:15まで全文お読みいただけます 「泣ける」の評価に「失敗だった」 戦後世代がガンダムで描いたもの: https://digital.asahi.com/articles/ASTBZ0SWNTBZPITB00DM.html?ptoken=01K9XPSS6796C21YESC8BKSE1H
凄い、高山文彦監督のインタビューだ(一時期は連絡取れない・取材も出来ないイメージでした)
”「ポケットの中の戦争」はガンダムシリーズで、初めて富野さん以外の方、かつ戦後生まれの世代にバトンタッチされた象徴的な作品です” これをやったのが高山監督で良かった。
“あまり芳しくなかったです。富野さん以外がガンダムを手がけることへの反発がまずあって” 今も昔も原作厨の原作厨仕草は変わらんな。
自分ことではない戦争(レンズの向こうや薬莢バッジ集め)と、現実の戦争。そこにある断絶の残酷さ(解消しない)を叩きつけたオチは本当に強烈だった。宮崎氏や水木氏等の昭和クリエイターはそこを強く意識していたが…
富野監督が「あれは失敗だった」とVガンのリーンホース特攻を挙げるようなもの。腕がある監督はどうしても感動的に描いてしまう
「ロボットかっこいい」だけのクソガキに見たくないものを見せつける良心こそがポケ戦を素晴らしい作品にしているんだよね
「泣ける」ぐらいフックしないと、よくわからないものとして埋もれてしまう。さりとて表現に成功したとして、オタク=アル=クソガキにはMSカッコよかったぐらいしか見えずに絶望する羽目になる。
高山監督のポケ戦関連のインタビュー初めて読んだ気がする。制作時に参考にした資料などの話題が出ていて面白い
「評価は高くなかった」そうだったかなあ? これと「ガンダム戦争写真集」は後への影響大きかったように感じたんだけど(いちオタクの視線です)
反戦色の強い作品だと思っていたけど、想像以上にしっかりしたメッセージがあった。ちゃんと見直したい。/その後に0083みたいなのが続くのもまた面白い。
このインタビューを見ると、最後のシーンのBGMの違和感も意図的に仕掛けたものだったんだろうなと思う。
別に泣けないし単純にストーリーが退屈
泣ける以前に初見の時はショックで動けなくなったが 感動する要素がどこに…
「戦争を知る世代がいなくなった後も、戦争のリアルが伝わるような物語を作れると思いますか」という質問に引っ掛かるなあ、世界では戦争が続くのに。自分の都合に合う「戦争」や「知る」を抽出したいだけの言論では
作風を絶望的にしたかったのなら、両親も死なせた方がよかったかもしれない。家庭が修復されて帰るところがあるから、少年がちょっと戦争に関わって悲惨なものを目撃した、くらいの印象になってしまう面もあった。
まだ見てないのだけど、見る覚悟がいつまでもできない作品。そしてまた見る覚悟が遠くなった
あからさまな皮肉として挿入された筈の「泣くなよ。戦争はまたすぐ始まるって、もっと派手な奴がさ」はその後のバンダイの商売でまるきり再現されちまうのが皮肉だよね
戦争映画を通じて反戦というのはポーズでしかないと思っている。それは作り手も視聴者も。その程度で思想信条を動かす人物は逆に扇動されやすいだろう。
当時毎月OVA全巻買った。
「アラン・レネ監督『夜と霧』を見て、ホロコースト被害者の残した品々のショットが延々と描写された場面の方が記憶に残っている。こういう暗示的な手法のほうが、より強く視聴者の印象に残るのだと思いました。」
ガンダム作品で「戦争のリアル」を表現をするひな型を作ってしまったのはこの作品かもね。
作者の意図と読者の受け取り方は違う物だし、伝わらなかったことで傑作扱いされるのもまた傑作らしいと思うよ/あからさまな反戦劇だけれど、ケンプファーやハイゴッグやジムスナイパーIIは滅茶苦茶格好良いんだ
ポケ戦好き。
「普通の民間人の子供」と「本編では悪役だったジオン側の一兵士」の視点で描かれた作品というのがポイント。ガンダム産業確立途上の1989年の段階でこんな企画が通ったのはバンダイビジュアルの先見の明というべきか
今に至るまで宇宙世紀ものの最高峰だと思う。今だともっと救いのあるラストにされてしまうだろうから、こんな話はもう作れないだろうな……と思ってたらサンダーボルトに襲われた。たすけて。
アニメ以外にも、もっと見るべき映画や読むべき本がたくさんあるよとも言いたい。
自己犠牲などを描けばそれはそうなる。むしろ「無意味だった」ことがスパイスになってしまっている。プライベート・ライアンが世間でどう消費されているかを鑑みれば、「それができたら歴史に名が残る」って思うなぁ
SDガンダムで十分楽しんでた俺が宇宙世紀にどっぷり浸かる事になった最初のガンダムがポケ戦だわ
子供を持つ身になってみると、このインタビューを読みながら思い返しただけで胸が掻き毟られるようなつらさを憶える。擬似家族とその喪失。死に取り残された人生。子供にあんな体験をさせたくない。
実際初めて見た後の虚無感はすごいからね。でもバンダイ自体がそういう「泣ける」ような作品としての売り方しちゃってるからねえ…DVD売る時に大人になった浪川にCMさせたりさ
高山さんは、ストレンヂアで脚本頼むために探すのめっちゃ苦労したって話を聞いたことがあるな。とても貴重なインタビュー記事だ。ありがたや。
プレゼントありがとう/カメラのくだりまるで知らんかったな。アニメはエンタメでもあるからかじ取り難しいね。でも最後の戦いが全く無為になってしまう残酷な構成はすごいと思ったよ。
失敗だなんて言わないでほしい。クリスとバーニィ、2人のメロドラマの結末よりもラストの校庭のシーンのほうが哀しさや怖さとして印象に残ってる。だからこそ今の宇宙世紀の隙間に新たな作品を作る流れは好きじゃな
一番記憶に残っているガンダム。自分は確実に絶望感を感じたし、子供ながらに、見ている人にこんなに絶望感を与える作品があって良いのかって衝撃だった。
あんまりガンダムが出てこないので同時代的には評価が低く、次のOVA0083では最初からガンダムが二機出てくるようにしたとかなんとか
兵器としてのモビルスーツの描写も「人が動かす、それそのものには意志のないモノ」感があって、それまでのスーパーパイロットが自分の身体のように扱うものとは違った。|クリスがバーニィは元気?的に訊くんよ…。
ポケ戦、高価なOVA全盛期ゆえ、派手なメカ作画等が評価軸だった当時より、作画面のアドバンテージが抜け落ちた現代の方が、反戦アニメとしての評価は高い気がする。ガンダム知識ゼロでも理解できる丁寧な作劇が秀逸
ファーストろくに見てないのにポケ戦だけは全部見た、戦争中なのにまだ巻き込まれていないコロニーの長閑さとの対比が妙にリアルで引き込まれた。突っ込みどころはあるけどガンダム物の中で一番納得できるストーリー
MSに関してはGQと同様に初代の機体そのものとしてデザインしたのに、ああいうデザインのバリエーション機とされたため色々禍根を残した
ガンダムってWW2が元にあるけどこの作品のリアリティラインは後期の宇宙世紀ベースなのよね、冷戦期に近い雰囲気、大戦が終わりに近づき次の時代の境目で起きた話という感じ
「泣ける」と表現してしまうのは語彙の限界で揺さぶられた想いの強さを表す言葉を持ち合わせていないことが大きいと思う。自分がそう。大好きな作品でやるせなさを感じながら最後は「泣ける」とまとめちゃう
「今思うと、伝えるためには僕自身の覚悟も足りなかった。」この感想に尽きるなぁ。好きなんだけどいかにも戦争を知らない世代が作った反戦という作風だった。ケンプファーとかも好きなんだけどリアルじゃないよね。
"実際に歩兵として従軍した人間の作品には、根底に怒りがある気がします。 (略) 残された資料から作っていく作品には、「当事者として」の怒りはない。その感情はどうしても抜け落ちてきてしまう。"