スナフキン(´・ω・`)
「和洋菓子製法」著者「亀井満喜子」ってあるんだけど、 https://www.google.com/search?&q=%E4%BA%80%E4%BA%95%E6%BA%80%E5%96%9C%E5%AD%90 三省堂創業家の亀井万喜子さんの筆名(別名)ってことないかな(知らないで書いてる)。見事な文体なのよ
“「くだき苺の牛乳あへ」”
「甘い」に「おいしい」とふりがなが振ってあるのが興味深い。
いちごミルクって昔からあったんだな
苺の意味がわかるのはぎり80年生まれまででないのかなあ。苺潰しの専用スプーンもあった時代も遠くなりにけり、か
『大正の献立 るり子の愛情レシピ』(さかきしん/思い出食堂コミックス、既刊5巻)は毎回大正のレシピ本からレシピを持ってきてて面白い
「侑(すす)める」っていうのは「どうぞ」ってことか。まあ今でもレシピの最後に「召し上がれ」って書くもんな。
品種改良された今のイチゴは大粒で甘く、練乳など余計なものを掛けずとも充分に旨い。トマトも糖度が高い。昔のは青臭く食塩を振って甘味を引き出した。スイカ(西瓜)もそう。大正期レシピ本は浮世離れした感じが…。
“科学は「かがく」化学は「くゎがく」だった。今も「ばけがく」じゃなくて「くわがく」って読めばいいのにと思ふ今日この頃。”
表紙の「の」が変体がなだ。/"化學的(くわがくてき)の作用を起こし何とも彼とも云われぬ甘(おいし)い味を出しまする。"甘味だけじゃなく、酸味が大事なんだな。現代の売ってるイチゴじゃ再現できない味かもね。
なんで牛乳1回沸かすんかな、衛生的な話だったんだろうか
甘いでおいしいなのか
大正13年には苺は普及してたのね。「牛乳」を「ちち」、「甘い」を「おいしい」、「酸味」を すみ」、「棄て」を「ほって」と読んでいる。「塩をホム少々」ってなんだ?「パンケーキの拵え方」の絵が謎すぎる
科学的…?むう昔はそういう感じだったのか?まあ料理本だしな…と思ってたからちゃんと元の文章は化学的と書かれてて安心した
くだき苺の時点でもうすばらしい
実際に「あまい」と「うまい」は語源が同じという説が
「ケミストリー」の慣用句的な概念がこの頃からあったんだね。
砕き苺の牛乳和え、実家を出てから一度も食べてない気がする。食べたくなったな。
「メリケン粉をこねますのです、」
横書きキャプション「パンケーキの拵へ方」の音引きが縦になっとる。あるよな、こういうの。「ホム少々」は「ほんの少々」の意か。「イースバタ」は調べたら膨張剤らしい(重曹がメイン)。
大正13年は1924年、今から100年前だ。「牛乳」は「ちゝ」、「棄て」は「ほつて」、「酸味」は「すみ」、「甘い」は「おいしい」、「菓子」は「くわし」、「上等」は「ぜうとう」、「武力」は「ブリキ」等
すごい名文だ。温かみがあるし、リズムがあって読みやすい。
イチゴを潰す用のスプーン、生産中止になったってネット記事で読んだな。って検索したらめっちゃ売ってるの出てきた。
何かの小説にイチゴと何かを食べた時に不思議な味がするとあったような…と思って探したら、大島弓子の「ヒー・ヒズ・ヒム」だった。ビスケットを食べてイチゴを食べるとラッカーみたいな味?匂い?がするって
牛乳を一度沸かすのは牧場から搾りたてのを配達してもらってたからかな
フィルムエストで再生される
語尾がそれだと邦キチで再生される
「メリケン粉をこねますのです、」ってそこは「こねまする」じゃないんだな…
今のレシピ本と全然書き方が違うな。エッセイみたい
『小匙に半分少し余』1時間弱すら理解できないのにこんな指示されたら料理嫌いになっちゃうね
句点を挟まずに差し込まれる「誠に甘い(おいしい)」が我慢できずにつまんだ感想みたいでかわいい
潰して苺ミルクにして食べるのって、酸っぱすぎるからだってな。今の苺は甘くて砂糖かける必要無いし、それで苺を潰す用のスプーンが市場から消えたんだと。
大正くらいだとすんなり意味も取れて、かつレトロな雰囲気がするからカワイイって印象なんだろうな。これが明治初期くらいまで戻るともはや意味が取りづらく、カワイイにはならなさそう。
大正ロマンの世界だ。
明治期だとかまどで加熱するのでレシピに「強火」「弱火」的な火加減についての記述がほぼ無いという話が山下泰平『簡易生活のすすめ』に出ていたけど、大正後半だとどうだろ。ガス普及の地域格差がだいぶあったはず
くだき苺の牛乳あへなら子供の頃食ってた/昔のいちごはあまり甘くなかったからな
邦キチみたいな言葉遣いだ。しかしイチゴは糖度があがって牛乳と砂糖と潰し混ぜて食べるなんてことしなくなったねえ。昭和の頃にはどこの家にもあったいちごを潰すスプーンもすっかり見かけなくなったよなあ
大正時代の言葉ってなんかいいね。
ハイカラなものに電気とつけて奉ってた時代だ
当時の「主婦向け」料理本は主に都市圏「中産階級の奥さん」向けに書かれたものです
"面白くありませんから"/それってあなたの感想ですよね??????
絵もいいね
大正13年の料理本、言葉が可愛い「とてもいい味の文章で反芻しながら寝まする」
スナフキン(´・ω・`)
「和洋菓子製法」著者「亀井満喜子」ってあるんだけど、 https://www.google.com/search?&q=%E4%BA%80%E4%BA%95%E6%BA%80%E5%96%9C%E5%AD%90 三省堂創業家の亀井万喜子さんの筆名(別名)ってことないかな(知らないで書いてる)。見事な文体なのよ
“「くだき苺の牛乳あへ」”
「甘い」に「おいしい」とふりがなが振ってあるのが興味深い。
いちごミルクって昔からあったんだな
苺の意味がわかるのはぎり80年生まれまででないのかなあ。苺潰しの専用スプーンもあった時代も遠くなりにけり、か
『大正の献立 るり子の愛情レシピ』(さかきしん/思い出食堂コミックス、既刊5巻)は毎回大正のレシピ本からレシピを持ってきてて面白い
「侑(すす)める」っていうのは「どうぞ」ってことか。まあ今でもレシピの最後に「召し上がれ」って書くもんな。
品種改良された今のイチゴは大粒で甘く、練乳など余計なものを掛けずとも充分に旨い。トマトも糖度が高い。昔のは青臭く食塩を振って甘味を引き出した。スイカ(西瓜)もそう。大正期レシピ本は浮世離れした感じが…。
“科学は「かがく」化学は「くゎがく」だった。今も「ばけがく」じゃなくて「くわがく」って読めばいいのにと思ふ今日この頃。”
表紙の「の」が変体がなだ。/"化學的(くわがくてき)の作用を起こし何とも彼とも云われぬ甘(おいし)い味を出しまする。"甘味だけじゃなく、酸味が大事なんだな。現代の売ってるイチゴじゃ再現できない味かもね。
なんで牛乳1回沸かすんかな、衛生的な話だったんだろうか
甘いでおいしいなのか
大正13年には苺は普及してたのね。「牛乳」を「ちち」、「甘い」を「おいしい」、「酸味」を すみ」、「棄て」を「ほって」と読んでいる。「塩をホム少々」ってなんだ?「パンケーキの拵え方」の絵が謎すぎる
科学的…?むう昔はそういう感じだったのか?まあ料理本だしな…と思ってたからちゃんと元の文章は化学的と書かれてて安心した
くだき苺の時点でもうすばらしい
実際に「あまい」と「うまい」は語源が同じという説が
「ケミストリー」の慣用句的な概念がこの頃からあったんだね。
砕き苺の牛乳和え、実家を出てから一度も食べてない気がする。食べたくなったな。
「メリケン粉をこねますのです、」
横書きキャプション「パンケーキの拵へ方」の音引きが縦になっとる。あるよな、こういうの。「ホム少々」は「ほんの少々」の意か。「イースバタ」は調べたら膨張剤らしい(重曹がメイン)。
大正13年は1924年、今から100年前だ。「牛乳」は「ちゝ」、「棄て」は「ほつて」、「酸味」は「すみ」、「甘い」は「おいしい」、「菓子」は「くわし」、「上等」は「ぜうとう」、「武力」は「ブリキ」等
すごい名文だ。温かみがあるし、リズムがあって読みやすい。
イチゴを潰す用のスプーン、生産中止になったってネット記事で読んだな。って検索したらめっちゃ売ってるの出てきた。
何かの小説にイチゴと何かを食べた時に不思議な味がするとあったような…と思って探したら、大島弓子の「ヒー・ヒズ・ヒム」だった。ビスケットを食べてイチゴを食べるとラッカーみたいな味?匂い?がするって
牛乳を一度沸かすのは牧場から搾りたてのを配達してもらってたからかな
フィルムエストで再生される
語尾がそれだと邦キチで再生される
「メリケン粉をこねますのです、」ってそこは「こねまする」じゃないんだな…
今のレシピ本と全然書き方が違うな。エッセイみたい
『小匙に半分少し余』1時間弱すら理解できないのにこんな指示されたら料理嫌いになっちゃうね
句点を挟まずに差し込まれる「誠に甘い(おいしい)」が我慢できずにつまんだ感想みたいでかわいい
潰して苺ミルクにして食べるのって、酸っぱすぎるからだってな。今の苺は甘くて砂糖かける必要無いし、それで苺を潰す用のスプーンが市場から消えたんだと。
大正くらいだとすんなり意味も取れて、かつレトロな雰囲気がするからカワイイって印象なんだろうな。これが明治初期くらいまで戻るともはや意味が取りづらく、カワイイにはならなさそう。
大正ロマンの世界だ。
明治期だとかまどで加熱するのでレシピに「強火」「弱火」的な火加減についての記述がほぼ無いという話が山下泰平『簡易生活のすすめ』に出ていたけど、大正後半だとどうだろ。ガス普及の地域格差がだいぶあったはず
くだき苺の牛乳あへなら子供の頃食ってた/昔のいちごはあまり甘くなかったからな
邦キチみたいな言葉遣いだ。しかしイチゴは糖度があがって牛乳と砂糖と潰し混ぜて食べるなんてことしなくなったねえ。昭和の頃にはどこの家にもあったいちごを潰すスプーンもすっかり見かけなくなったよなあ
大正時代の言葉ってなんかいいね。
ハイカラなものに電気とつけて奉ってた時代だ
当時の「主婦向け」料理本は主に都市圏「中産階級の奥さん」向けに書かれたものです
"面白くありませんから"/それってあなたの感想ですよね??????
絵もいいね