「日本はなぜここまで教育にカネを使わないのか」への答え: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
2017/09/22 15:55:23
hahnela03
日本型雇用に基づく年功賃金を所与の前提とする親負担主義に立脚して作られた仕組みです。それがいつの間にか、ネオリベラリズム的な本人負担主義にすり替えられていたのです。
2017/09/22 17:15:56
tskk
「日本型雇用に基づく年功賃金を所与の前提とする親負担主義に立脚して作られた仕組みです。それがいつの間にか、ネオリベラリズム的な本人負担主義にすり替えられていたのです」
2017/09/22 17:48:47
giyo381
ありがたい分析
2017/09/22 21:49:08
maturi
親の年功賃金が徐々縮小していく中、等しく私的負担といって負担主体は次第に学生本人にシフトしていかざるを得ません。こうして、かつては補完的収入であった奨学金やアルバイト収入が、それなくしては大学生活を
2017/09/22 21:58:37
mohno
そうして大学に通って得た知識が仕事に活かせるものとして期待されていなくて、大企業は新人研修という教育に大金払ってたりするという話もあるけどね。
2017/09/22 22:17:02
sekirei-9
昭和の日本の労働慣行は、もはや日本という国全体の形を構成する基礎的な仕組みだという観点。
2017/09/22 22:34:15
nenesan0102
子供を大学にやれるだけの給料も出さないくせに大卒を要求する企業が多くてそれはおかしい、みたいなツイートをどこかで見たな
2017/09/22 23:39:07
akupiyo
『日本型福祉社会』(1979)は早すぎる子どもの自立をdisっている。学寮等の若者のための住宅福祉を放棄して、親元から通学させ学費を負担させたのは意図的では? "日本型大衆大学を日本型家族と日本型雇用と三位一体"
2017/09/23 00:08:22
kmthrfm
なるほど!これを待ってた!“日本型雇用における中高年の高賃金とは、西欧諸国であれば公的な社会保障で賄われているはずの教育費や住宅費といった必然的生活コストを個別企業の賃金で賄うという意味がありました”
2017/09/23 02:16:29
cook593
面白い。専業主婦・年功賃金が民間部門で崩れたにもかかわらず、それらを前提としていた公的部門の改革が間に合っていない、というのは高等教育に限らず医療介護や保育でも見られる。
2017/09/23 02:33:56
cloudliner_tweets
「日本型雇用に基づく年功賃金を所与の前提とする親負担主義に立脚して作られた仕組みです。それがいつの間にか、ネオリベラリズム的な本人負担主義にすり替えられていた」
2017/09/23 03:50:26
workingmanisdead
老人に対する手厚い福祉を充実させてるから。これ自体は全く悪いことじゃないけど、老人優遇すると選挙に勝てるからやってるだけでしょ。なんか長期プランがないよねー
2017/09/23 05:52:34
hilda_i
実体験からその通りだと言えてしまう悲しみ。
2017/09/23 06:33:29
mobanama
"授業料の引き上げも、奨学金の金融化も、少なくともその始まった時代には「常識」に合わせるための改革だったのです。しかし、その「常識」はやがて周辺部から崩れていきます。"
2017/09/23 07:10:10
augsUK
この状況への現実的対応の一つが、フルタイム共稼ぎによる高世帯収入と安定化なのだが、こちらも保育園や学童始め制度が追いついていない。もう一つの対応はDINKS化と少子化なんだろうな。
2017/09/23 07:14:06
Moonlightdance
家計が教育を維持できなくなったので戻そうと思ったら、国家財政が今度は教育強化に耐えられない脆弱な体制となっている罠。全部少子高齢化が悪いんや!
2017/09/23 07:24:56
WATERMAN
「大学教育費を親が払う、金融型の奨学金」=年功序列で給料が上がるという昭和型雇用を前提にした仕組みになっている、ということ。問題は、昭和型雇用の前提という制度設計が無自覚ということなのだろう。
2017/09/23 07:50:02
odoratec
良記事。教育においては顕著だけど、社会保障などにおいても当然起きてること。/それに対する反応の一つが保守的志向の拡大なのかも。「システムを変えなくても周りを過去に返せば問題解決」的な。
2017/09/23 07:55:11
AFCP
"日本型雇用に基づく年功賃金を所与の前提とする親負担主義に立脚して作られた仕組みです。それがいつの間にか、ネオリベラリズム的な本人負担主義にすり替えられていたのです"
2017/09/23 08:09:05
blueboy
「ネオリベラリズム~」では説明になっていない。ただしくは「小さな政府」をめざす自民党政権のせい。ちなみに米国ははるかに私費負担が大きい。日本は欧州と米国の中間だよ。問題提起の現実認識がおかしい。
2017/09/23 08:32:58
iroha2_hohe
雇用制度自体の抜本的改革を避け続けてきたために、教育も含めて全てがゆがんでしまった印象。
2017/09/23 08:40:48
IGA-OS
共働きの社会へ移行する理由のちょっとスッキリした話。
2017/09/23 08:49:39
geopolitics
色々なものが企業に支払わせる仕組みだった。企業が立ち行かなくなって、さてどうするかという状況。
2017/09/23 09:07:21
sds-page
就職するために学士(大卒)の資格と新卒カードを手に入れるために勉学意欲がない奴も大学に行かざるを得ない時代になってることが問題。大学は学問を究める所。就職予備校の機能は高専等で役割分担すべき
2017/09/23 09:37:28
elephantskinhead
やはり色んなものが高度経済成長くらいあたりで止まってしまってるんやな
2017/09/23 09:48:53
ebmgsd1235
「~そういう形で正当化されて成立した仕組みではありません。日本型雇用に基づく年功賃金を所与の前提とする親負担主義に立脚して作られた仕組みです」システム変換がなぜできない?バブル崩壊後の土地問題も然り。
2017/09/23 10:10:34
mouseion
本末転倒だ。政治が教育を援けないのは雇用の充実を図れば自ずと教育も充実するのだという考えだけど、現在は、それが原因で教育が金銭を最も必要とするものとなった。有利子の奨学金制度はそれに拍車を掛ける。
2017/09/23 10:17:18
mmddkk
仮に年功賃金を維持できていたとしても、自営業の家などは恩恵を受けられなかったろうから、望ましい状況とはいえないだろうな。
2017/09/23 10:39:01
sanui0822
日本の教育投資が少ない理由を日本型雇用の特異性で説明している良記事でゲソ。制度疲労や他の環境要因を優先した結果起きたことを正当化するために、本人負担論を持ち出す構造の危険性をも指摘してるんじゃなイカ。
2017/09/23 10:46:34
kurokawada
国立大学の学費が急上昇したのも、当時の社会を反映した”当時の常識からすれば”妥当な政策だったと。たしかに当時そこまで激烈な値上げ反対闘争はなかったようだし。日本経済全体が右肩上がりだったし。
2017/09/23 11:07:09
zedebepe
教育
2017/09/23 11:10:07
napsucks
Fラン私大は大卒相当の能力を有してない。時間と金の無駄だが大学全入により高卒が掃きだめなってるので企業は大卒条件を緩和できない。双方最適解を求めた結果の合成の誤謬。諸悪の根源であるFラン私大を潰すべき。
2017/09/23 11:13:21
tei_wa1421
ネオリベじゃなくて自民のせいでは
2017/09/23 11:17:51
pure_flat
「授業料の引き上げも、奨学金の金融化も、少なくともその始まった時代には「常識」に合わせるための改革だったのです。」
2017/09/23 11:30:44
junglejungle
大卒フィルタかけているような企業に学費を負担させるべき。中卒高卒向けの募集が増え、不要な進学が減り、国費を食いつぶすだけのFラン大学や学部も減り、少子化対策として一石五鳥くらいあると思う。
2017/09/23 11:49:01
slkby
偏差値が60に達しない国立大学の奨学金受給率を肌で感じれば、大卒を手取り20万そこらで刈り取る社会がもう20年も持続不可能な事を理解できると思う。萎み始めた風船は止められないのはみなご存知の通り。
2017/09/23 11:51:40
taxpayers
元ページのコメでも触れられてるが、法人税率35%、最高所得税率45%が共に世界最高な一方、労働者の平均所得税率3%←世界最低水準。こんな最悪の衆愚格差国家で高等教育投資なんか実現できるわけない。皆等しく納税しろ
2017/09/23 11:58:28
kibarashi9
低賃金奴隷をいっぱい作ってグローバル企業が儲けたいんだろう。
2017/09/23 12:29:13
zakkie
雇用面で見るとこうなるのか。私大出身の政治家が支持基盤への利益誘導で国立の授業料を高くしてきたのもこれとマッチしている。
2017/09/23 12:31:00
Pgm48p
新自由主義の台頭と日本型雇用の崩壊が重なって制度改革が遅れた面はある。ただ企業に依存した所得補償や扶助システムは貧困の連鎖を招く等弊害も大きい。国が教育費を全面支援すべきという結論は変わらない
2017/09/23 13:59:10
piripenko
“日本型雇用に基づく年功賃金を所与の前提とする親負担主義に立脚して作られた仕組みです。それがいつの間にか、ネオリベラリズム的な本人負担主義にすり替えられていたのです”
2017/09/23 14:08:49
kusukusunoki
年功賃金=親が教育費を負担=授業料上昇。年功賃金は公的な社会保障であるはずの教育費を個別企業の賃金で賄う仕組み。奨学金の金融化も卒業後の年功賃金を前提。年功賃金縮小により親or奨学金の高負担だけが残った。
2017/09/23 14:12:05
myrmecoleon
“日本型雇用における中高年の高賃金とは、西欧諸国であれば公的な社会保障で賄われているはずの教育費や住宅費といった必然的生活コストを個別企業の賃金で賄うという意味がありました。”
2017/09/23 14:29:05
mmsuzuki
教育コストを支えていたのは年功型の賃金システム。それが崩壊したにもかかわらず公的負担にシフトしなかった
2017/09/23 15:09:49
mongrelP
歪んでるせいでグローバル企業に都合のいい方向にしか動いてないよなぁ
2017/09/23 15:37:09
houjiT
発展途上国でよく見る「金を貯めてこの子に全部使ってやる。いい学校出れば今よりいい生活できるから」っつーモデルから脱せてないんだよな。行政等の公が身銭切って支援する役を嫌って、自己責任にすり替えただけで
2017/09/23 16:27:38
beerbeerkun
大学なんてほとんど大学受験のための勉強をどれだけ忍耐強くできるか頭脳体力のシグナルとしてしか機能してないんだから、それに代わるシグナルを用意すればいいんだよ
2017/09/23 16:43:06
kingate
票になんねーからだよ。あっちにも書いたが20歳は大人なんだよ。教育ってのはMAX18歳まで。だが60歳から18年なんて余裕で生きるだろ?最近は30年生きる。じゃあ票はどっちがグリップしてるよ?親も老人になるんだぜ?
2017/09/23 16:53:45
natu3kan
なつかしの企業年金>日本型雇用における中高年の高賃金とは、西欧諸国であれば公的な社会保障で賄われているはずの教育費や住宅費といった必然的生活コストを個別企業の賃金で賄うという意味がありました。
2017/09/23 17:04:02
Kracpot
そろそろ働いてから大学に行けるようにしていいんでない。人生長いんだし
2017/09/23 17:21:09
rxh
正座して読みたい。「90年代以降企業の経営合理性を理由に攻撃対象となったにもかかわらず、それを公的負担にシフトさせていこうというような声はほとんど上がることはありませんでした。」
2017/09/23 17:28:38
mekurayanagi
“日本型雇用に基づく年功賃金を所与の前提とする親負担主義に立脚して作られた仕組みです。それがいつの間にか、ネオリベラリズム的な本人負担主義にすり替えられていたのです。 ”
2017/09/23 17:39:05
dededidou
政治家はジジババ票を獲得するために医療費にしか税金が投入されないですからねえ。えげつないほどの過剰医療のために。 ジジババに教育政策なんて何の関心もないでしょう。
2017/09/23 17:45:44
yujimi-daifuku-2222
政府、公共セクターによる援助というのは、そのまま税負担の話なのね。余るほど無駄金がある時代でない以上、それはつまり増税という話なんです。/誰かが別の記事で書いていたけれど、世界的な枠組みの法人税2.0が鍵
2017/09/23 18:08:34
usi4444
年功賃金敵視は仕方がなかったもしれないが、大学学費が年々上がっている中でそれが是正されればどうなるのか想像力が及ばない人が多かった。みんなネオリベに騙されていたの。未だに自分を騙している人がいるが。
2017/09/23 18:11:26
ryunosinfx
教育支援制度がやっぱり時代遅れなんやな。何処かで大規模なシフトをかまさ無いと生けないが・・・果たしてその頭は残っているだろうか。この野党がTVに釣られて腑抜けってしまう制度の中で
2017/09/23 19:29:01
brain-owner
この意味ありげな議論をAIに任せ、実装が早まるコトを期待する。
2017/09/23 19:36:09
mozzer
日本は、というより日本政府は、が妥当。土建業界は与党に票をくれるけど、教育業界は潜在的に敵だから・・・という自民脳もあるのかも?
2017/09/23 20:28:48
catbears
教育のコストって教育費だけでなく学割制服扶養娯楽その他の医療費以外の全てを含まないといけないと思うんですけどね。疾病以外の生活のどれかは教育から切り離しても学習、学生生活にに環境影響ないと思いますか。
2017/09/23 21:33:23
a1ot
“日本型雇用における中高年の高賃金とは、西欧諸国であれば公的な社会保障で賄われているはずの教育費や住宅費といった必然的生活コストを個別企業の賃金で賄うという意味がありました”
2017/09/23 22:21:23
sunin
1970・80年代の教育費の値上げは、人口抑制策という側面もあると感じる。それが現代まで温存されているのは、富裕層にとって教育費高騰は学歴競争の面で有利なシステムだと気づいたからだと想像している。
2017/09/24 00:08:04
and_hyphen
なるほど。。社会のしくみ根本から見直さないと解決できない気がするけど絶望感しかないな
2017/09/24 00:45:05
daybeforeyesterday
そうかね
2017/09/24 01:24:23
REV
「小さな政府か、大きな政府か」っていう選択の話じゃなくて、「人口増を前提とした世代間扶助のシステムが、公的にも民間的にも崩れている」話は不可逆なのでなんとも
2017/09/24 11:57:07
Ereni
“日本型雇用における中高年の高賃金とは、西欧諸国であれば公的な社会保障で賄われているはずの教育費や住宅費といった必然的生活コストを個別企業の賃金で賄うという意味がありました。”
2017/09/25 13:02:25
kamemoge
"18歳主義、卒業主義、親負担主義"進学率は上がり授業料は上がるけど給料は上がらない問題
2017/09/25 17:28:54
securecat
ふーむ
2017/09/25 17:41:42
iiko_1115
中学までが義務教育なんだから、公立高校で専門学科増やしてください…受験予備校化した普通科などいらないような気がします
2017/09/26 07:44:38
spiral
では、なぜ、そのような制度上の不具合が放置されるのかという点は説明されてない。
2017/09/27 07:31:41
camaci_mv
“日本型大衆大学を日本型家族と日本型雇用と三位一体のシステムと捉え、その諸外国に類をみない18歳主義、卒業主義、親負担主義という3つの特徴を指摘”