文系の学問における注と参考文献の話、補遺
2019/05/11 15:41
pachikorz
おほーっ 面白!
2019/05/11 16:02
meeyar
フォロー凄い。現場できちんとされてる方なんだろうと思う/初読では理解が届かなくても後から読み直して注を辿ったりするので、注の有無は大きい。
2019/05/11 16:12
cider_kondo
たとえば翻訳書で注がちゃんと付いてるのは尊いと思う反面、「気になるなら原書でチェックすればええやん」という気持ちもある。予算が無限にあるわけじゃない以上、出版社サイドも難しいよね。
2019/05/11 16:13
zm_nouveau
注があると読者に嫌われるというより、多分ページ数が増えて高くなるのを編集者が嫌がるのだと思う。
2019/05/11 16:29
utibori1
全員がこういう増田みたいな研究者ならいいのに。
2019/05/11 16:42
natu3kan
丁寧にありがとうございます。ちゃんと一時資料の信憑性もメタ解析みたいに別視点の資料と比較し、資料それぞれの信頼性の高低の重み付けはするし、そうなりますよね。注だけでもあれば元の文献には辿れると
2019/05/11 16:46
hogefugapiyox
(あっちのブコメの続き)ショック・ドクトリンには酷い話ばかり書いてあったのだけど、「マ!?」と思うところでちゃんと注があって出典を辿れるようになってて、注がしっかりしてるほうが読者としては安心できた
2019/05/11 17:22
yamasamayukisama
なるほど❝ページ数の関係上どちらかを削らないといけないのなら参考文献を削るべきなんです。もし注がしっかりとつけられていれば、参考文献の欠如は「どんな文献があるかひと目でわかりづらい」程度の問題❞
2019/05/11 17:26
rci
“Institution for Shonben Studies”
2019/05/11 17:30
zg90
参考文献リストと注の例、二度見したじゃないかw / はてな太郎氏がまとめた例1の参考文献には、かの有名な総説増田が含まれているので要チェック→ anond.hatelabo.jp
2019/05/11 17:42
AKIT
注だけ流し読みして積ん読してる本がいっぱいある。どの辺の本/論文/史料を典拠にしてるかで、大体の内容とレベルはわかる。
2019/05/11 17:50
c_shiika
参考文献の例としてあげられてる本のうち、片方は実在してないか?
2019/05/11 18:05
kowa
面白かった。理系の論文でもデータベース(遺伝子、画像集、公開されてる実験データなど)やコード、プロトコル、など一次資料の引用があるよ。まとめてreferrenceと呼ぶだけ
2019/05/11 18:06
aoi-sora
懇切丁寧で、とてもえらい増田。
2019/05/11 18:06
cj3029412
学部で、指導教官から注を読む楽しさをえらく力説されたことを覚えています。渡辺浩さんの、近世儒者に言及したものだったと記憶。「これでずいぶん禁欲されているはず」とか、すごい空中戦を見ました。
2019/05/11 18:15
kash06
一次史料と史料批判は、確かに文献史学の華というか、いや根みたいなところですね。注は、はてなダイアリーの記法で、割とおなじみかと勝手に思ってしまった。(いや史料を示す方法というのが鍵
2019/05/11 18:15
urananakyu
自分の専門でもない限り著者か出版社を信用していちいち注なんて追わないから結構ショックだわ。ソースが英語ならまだいいけどそれ以外だったら案外誤魔化せたりするんだろうなぁ。少なくとも自分は見抜けない。
2019/05/11 18:17
atahara
こういうの、誰に習ったの?
2019/05/11 18:21
kaanjun
大卒が多いであろうはてなでこの反応なわけだよな。やっぱり大学教育についてきちんと考えなきゃいけないのでは。
2019/05/11 18:24
croissant2003
物理分野では「参考文献」の意味が増田とは異なる。参考文献は本文記述の直接の引用を表す。あとあまり明確に決まってないけど、注は捕捉説明を指す。「参考にした文献一覧」は存在しない。読書案内なら見かける。
2019/05/11 18:27
ChieOsanai
紙の本の翻訳書で「注はウェブで見てくれ」っていう本読んだことある(タイトル忘れた)。訳者が編集に言われて紙からは削ったって言ってた。
2019/05/11 18:29
nakex1
ぶ厚い参考文献から必要部分を探すのは大変だから注があるのが一番。ただ,どこまでが個別に根拠を示す必要のないその分野の常識か明らかとは限らず,過不足ない注は難しい。だから参考文献リストはほしい。
2019/05/11 18:37
AKIYOSHI
「(注2)Y. Arim, Oshikko Collection」どこかで聞いた名前ですね。
2019/05/11 18:38
type-100
編集者が注を削りたいのは組版が面倒なのと頁数削りたいだけだろうね
2019/05/11 18:48
turanukimaru
実験ノートの話ではなく再現性の話であることを中心にすべきだったかもね。理系は再実験して同じデータ・論拠を得るところを、文系は同じ出典を参照することで同じ論拠を得る。引用は論拠だが参考は論拠ではない。
2019/05/11 19:00
misopi
どこまでが自分の意見なのか引用かを区別するって案外できてない人が多いよね。
2019/05/11 19:01
kousyou
最近ブログ書くときつい甘えて注付けずに参考文献並べるだけにしがちだったので反省したい。
2019/05/11 19:03
kjin
“。けれども新しい研究は必ず一次史料から出発する必要があるのです。何故ならそれは昔の人によって直接書き記されたものだから。”
2019/05/11 19:06
marmot1123
とても良い増田。ありがたい。
2019/05/11 19:08
Imamu
おしっこの権威としてのY. Arimさん!///注=出典を直接明らかにする/参考文献一覧////author-date方式,MLA style///一次文献/先行研究
2019/05/11 19:11
ToTheEndOfTime
“参考にした本を並べてあるのが参考文献(厳密にはこの場合「参考文献一覧」)で、本文中の記述の出典を直接明らかにするのが注です”
2019/05/11 19:14
rascalrascal
誰がReferences(Bibliography)を参考文献と訳したのか。"refer"した文献のリストであって、本文の著述に紐づけられるものだけリストアップすればよく、逆に、何でもかんでも列挙して博識をひけらかすところではない。
2019/05/11 19:15
kyo_ju
で、これ書いたの有村悠の関係者の人?
2019/05/11 19:28
yetch
Googleのページランクの前提が学術論文の引用ルールだったことを思い出した。
2019/05/11 19:37
yuzumikan15
例え少数でも苦情は声をあげやすく可視化されやすい一方、注への積極的な肯定や、気にしない人などは声が届きにくいのかもしれません。感想と共に注を褒めればいいのかしらね…?
2019/05/11 19:51
ite
最初が俺のコメントで焦ったw ご指摘ありがとうございます。理系だと文献を参照すると出典がほぼ明確になるので違いが気にならない。リストよりも典拠が重要ってのは同意。この意味の「注」が文系だと普通なのか
2019/05/11 20:09
tirol28
(注2)でどこかで聞いたことのある名がw
2019/05/11 20:12
anguilla
良い。
2019/05/11 20:30
hiroharu-minami
ちょっと待ってw なんで有村さんがwww
2019/05/11 20:41
Outfielder
「当事者の証言だからといって必ずしも信憑性が高いわけではありません!彼女の証言をそのまま「信憑性が高い」として扱ってしまってよいか? そんなわけはない」また戦時中被害の話?
2019/05/11 21:00
mahal
有村悠さん、発掘される
2019/05/11 21:01
madooka
まさにそこを曖昧なまま読んでいたので助かる。補足説明の印象が強いけれど、 Wikipedia の [注 1] とかか。 author-date 方式が好きだが、論文ならではかな。特定の本の特定箇所を指す URI が欲しい
2019/05/11 21:37
meganeya3
アカデミアに7年いて論文ないひとを例にするのやめてさしあげろ
2019/05/11 22:08
kyukyunyorituryo
注はweb ページでという本はありかな。
2019/05/11 22:15
neguran0
(819頁ってあったのがうれしくてブクマ。)
2019/05/11 22:21
tarume
デジタルライブラリはあるって言うけど、一箇所の公文書館や図書館に保管されていたらいつでもその施設の独断でデジタル焚書できる(まさに"普通の文明国なら"案件だが)。検証可能性的にはP2Pで共有し続けるのが重要
2019/05/11 22:30
REV
図書館が金を掛けて人を雇いブックスキャナでアーカイブを作る以外に、研究者とか学生が、ブックスキャナとかフラットベットスキャナを使い本の"コピー"を取ると、本人のメモリだけでなくP2Pの網に共有されるとイイナ
2019/05/11 22:33
nephar
増田はうんこを漏らした例が分かりやすかった(こなみかん)
2019/05/11 22:55
netcraft3
Wikipediaを編集していると参考文献と注釈の作法は身につくよ(独自研究?要出典)
2019/05/11 23:03
nuara
社会科学系はまた違う。理系に近い。注が多いのは歓迎されない。
2019/05/11 23:09
pollyanna
ありむー!
2019/05/11 23:25
ume-y
「はてな819」
2019/05/11 23:38
Galaxy42
はてな太郎著「増田の研究」が注に入ってるから、やっぱり「増田の研究」も読みたいよね。
2019/05/12 00:08
Zephyrosianus
有村悠氏の著作は勘違いされがちだが「おしっここれくしょん」ではなく「おしっこれくしょん」なので英字表記するなら「Oshikko-llection」か「Oshi-Ccollection」とでもなるはずなので「Oshikko Collection」は架空の著作ですね。
2019/05/12 00:17
dekaino
註 註 タコ かい な
2019/05/12 00:40
tailwisdom
文献の例が両極端で良かった。
2019/05/12 00:51
soitan
参考文献と注の違いが分かってよかった
2019/05/12 01:16
nofrills
グレン・グリーンウォルドの『暴露』日本語版が一切注なしだったので削られたかと思って原書(英語)を閲覧してみたら、原書の段階で注がなくて驚いた。「WaPo記事によると」みたいなののソースが示されてないんだよ
2019/05/12 01:24
ss-vt
その例示はなんとかならんかったのか/英題は"Piss-Colle"らしいぞ
2019/05/12 01:29
camellow
付けられた注が示す文献の実在や記述内容のチェック体制ってのはどうなってるんだろう
2019/05/12 02:21
ngsw
増田、はてなハイク好きだったのかななんて想像した
2019/05/12 02:24
MyPLB
ngswさんの想像少しわかる気がする。ブコメへの返事の仕方が手慣れてる感。一刀両断してるところは痛快だけど、匿名ダイアリーならではなのかも
2019/05/12 02:31
K-Ono
いま史学科にいる人間全員読んでリアルブクマしとけ。懇切丁寧な論文の"文法書"だぞ。
2019/05/12 03:27
arakik10
増田の説明に文系の引用と脚注の関係で頻出する"ibid.(上掲)"が無い(物理論文で見た経験が無い)。洋書の邦訳は脚注が章末注に化ける。物理の論文も昔の文献を見るとリファレンスが脚注の部分に記載されたものがある。
2019/05/12 03:45
Hagalaz
べんきょうになる
2019/05/12 04:04
BUNTEN
「ありむー!」しかも「おしっこを描いた」「Oshikko Collection」と、実にリアルというかありがちというか。プロの仕業に違いない。
2019/05/12 05:00
havanap
縦組みの本の注って組版的に脚注入れづらいから章末に追いやられるのかなあ
2019/05/12 05:04
ueno_neco
みんな、よく気付くなー。819頁とか、p.8107とか。おもしろいー。
2019/05/12 06:35
yuhka-uno
(注2)が有村さんw/増田、それなりにはてな歴長そうw
2019/05/12 15:58
ka-ka_xyz
「注があると読者に嫌われる」というのは多分、「ページ数が増える(値段が上がる)」的な話なんじゃないかな出版社的には。彼ら、下手すると翻訳書から章をまるごと削ったりとかもやらかすしな。
2019/05/13 00:12
urashimasan
理系のmeta-analysisの論文は1次資料を引いていると言えるのかしばし悩む。
2019/05/13 07:51
egamiday2009
“「注があると読者に嫌われる」は本当か?”
2019/05/13 11:35
circled
新約聖書研究していると福音書はキリスト教徒が書いたから嘘。ヨセフスの歴史書は、検証してないけど、福音書と矛盾している点は全てヨセフスの歴史書が正しいとか、盲目的な研究も見かける。
2019/05/13 17:43
shidho
最近ref付けた時は面倒で巻数までしか書かなかったけどきちんとした注つけるならページ数まで要るよなあ……。
2019/05/13 20:11
el-condor
そう言えば平山先生も「注があると読者に嫌われる」旨編集から言われたという話をしてたよね
2019/05/15 06:01
hhasegawa
少なくとも新書は学術書や論文とまったく違うジャンルであり、そういう形式と同じ注の体裁まで求めるのは単にリテラシーの欠如だろう。前に紹介した(bit.ly
2019/05/15 22:16
tick2tack
丁寧な返し。参考文献まわりは意識しないと勘違いしちゃいそうだと思いつつ、理系の生データあたりの話が意味不明なので理解できてないかも。Wikipediaは一次資料は避けるようにとされてるね。