「 ソフトウェアの資産計上」は業界の求めたこと | おごちゃんの雑文
2017/08/23 12:52:41
stella_nf
銀行から金を借りるための担保としてのソフトウェア資産計上という歴史
2017/08/23 12:54:34
sky-y
“ソフトウェアの価値に応じて資産計上する。それ自体は良いのであるが、その「価値」をいくらにするかについての明確な指針がない。”
2017/08/23 13:15:22
ota42y
昔は資産計上した方が嬉しい時代があったのか。ただ、ソフトの価値を理解できない人に合わせて理解できるように作ったルールなわけで、 当時の人がアレ&役目を終えたのでマイナス面が大きくなった感じかな
2017/08/23 13:40:26
nisisinjuku
「減税対象になるから。」って話で高額を支払ってもらってるってのを知ったら驚愕かもな。(要はそこまで企業はマジメにITにコミットしていない)
2017/08/23 13:42:22
yajicco
マジでこれなんだよなあ。というか、ソフトウェアの資産計上は会計の根幹の一つである費用収益対応の原則を実現するために必須なんだよな。税制面では投資促進税制とか フォローもされてるんだけどねえ…
2017/08/23 14:14:59
otihateten3510
とても分かりやすく納得できた。あとはアメリカとの比較がもう少し有れば俺でも状況理解できそう。
2017/08/23 14:22:44
hokuto-hei
全てのシステムはじきに陳腐化していくということか。
2017/08/23 14:32:06
el-condor
費用をベースに資産計上するのは、納品して終わりの受託開発には適合してるのよね。一方で自社サービス用に昔開発したソフトウェアの減価償却で数年費用計上するのは財務上辛いのも確かで。
2017/08/23 14:35:55
the48
償却期間が終わろうとするとバージョンアップが必須になるわけか
2017/08/23 14:50:32
pochi-mk
なるほど~現代とバブル期ではソフト開発事情がかなり違う、けど法整備が現代に追いついていない、ということかな。どうすればよいか?まではわからんけど...
2017/08/23 15:26:07
lifeisadog
『事実、「ソフトハウス」といったソフトウェア専業の会社はほとんどなく、ソフトハウス = ゲーム会社みたいな扱いだった』???
2017/08/23 15:41:22
shaphere939
“銀行から借金するには健全な財務と担保が必要” つまりリスクの査定が出来なくて資産の大きさでしか信用を測れない無能な銀行が悪かったって事じゃ
2017/08/23 15:51:25
mongrelP
税システム自体が今にあわない体系になってしまったということか…
2017/08/23 16:07:57
koba1Q84
ソフトウェアが資産計上されると「B/S(貸借対照表)はぐっと美しくなる」という感性は理解できんな。貸借対照表に巨額のソフトウェアがあると、むしろいつ減損するか分からない怖さがあるけど。
2017/08/23 16:10:53
ledsun
とてもわかりやすかった。なるほど、それ(固定資産で銀行からお金が借りやすくキャッシュフローの管理が楽)で前職の人材派遣的なSIerは自社ビル持ってたのか。
2017/08/23 16:24:22
ROYGB
形が無いからわかりにくいだけで、工作機械とか検査装置などのハードウェアを作れば資産になるようにソフトも作れば資産とするのは別に変ではないような。
2017/08/23 16:45:17
operator
製造会社が、工場とか工作機械の保有資産で銀行に評価されるように、ソフトウェア会社も資産で評価されたいということだけど、本当は開発能力を裏付ける何かで評価されるべきだよね。
2017/08/23 16:45:55
kuronat
遠足のおやつ代みたいな金額だった > 損金処理できる範囲
2017/08/23 16:57:22
mexxx
俺税金とかの難しいことはよく分からんが、引用されているツイートの「即刻撤回するだけで日本はIT国になれる」というのは明らかに間違いだと断言できるわ。
2017/08/23 17:07:22
mkusunok
納得の解説。しかしソフトウェアが無形固定資産として積み上がったとして、コードを捨てたら除却すべきかとか悩みそう
2017/08/23 17:24:01
saiid
まじかよ銀行最低だな
2017/08/23 17:36:49
bros_tama
うん実際全く売れないオリジナルソフトウェア開発の会社があった.そうかそうだったんだ.
2017/08/23 17:37:35
kingyo1234
サンクス、該当記事は説明なしで資産計上は悪いと言ってミスリードがひどかった。ちな銀行叩いてる人いるけど、例えば1億かけてビル作って、そのビル持ってる会社の価値が0円っておかしいのにソフトならいいの
2017/08/23 17:53:22
lyiase
私の疑問は別に資産計上したのは何故かではなく、何で『1年償却や即時償却と言う短サイクルの選択肢は誰も考えなかったのか』だけど、要するにこの文面からすれば『そんな先見の明は無かった』ってことになるね。
2017/08/23 18:04:47
hqac
無視される税効果会計
2017/08/23 18:08:24
tick2tack
なるほどなー。変化の速い業界はこういうこともあり得るんだな。
2017/08/23 18:12:22
kari-ko
とても分かりやすい文章を書くなあ。「一番の問題は、いくら計上するかは現場の判断になってしまうこと」これが途方もなく膨らんだ代物が、東芝チャレンジ粉飾決算というものにもなる。
2017/08/23 18:12:37
nozipperar
というか、大規模システムを導入するような企業の場合、分割償却が出来なかったら購入時や作成時に業績が急激に悪化するだろ
2017/08/23 18:19:39
sakuragaoka99
銀行は今も昔もソフトウェアなんか担保に金貸さないよ。この話題、元ネタの2つも含めてテキトーなこと書きすぎ。
2017/08/23 18:21:21
tinsep19
なるほどそういう経緯なわけか。ただ自社開発の場合は人件費をそのまま資産にするのはどうか?っておもうので、ソフトウェア会社は株価がそのまま資産価値って感じかもしれんな。
2017/08/23 18:21:33
erukiti
受託開発とかSIerならいいんだろうけどさー。時代に適してないのは確かよな
2017/08/23 18:25:13
lambrefun
なるほど!「技術立国ニッポン!」とか今言ってる連中の壮大なブーメランなわけね。のみならず銀行の融資能力がクソなのは今に始まったことではなかったのか…。
2017/08/23 18:30:47
kagakaoru
これもこれで不足があるというか、日本にも研究開発費等に係る会計基準はあるし、税務上もリンクされてるソフトウエアの取得価額で研究開発費は「取得価額に算入しないことができる」となってるんですがそれは。
2017/08/23 18:36:32
hitoyasu
趣き。
2017/08/23 18:40:32
khtokage
とてもよい解説。補足的なことを書こうと思ったらel-condorさんが全部書いてたw で、そういう意味で、元記事が大間違いって訳でもないのは確か。
2017/08/23 18:42:28
jaguarsan
他資産でも良くある法定耐用年数と現実の乖離が強調されただけだよね。元ブログで余りに堂々とソフトウェアが資産として計上されるべきでないと主張するので困ってた。
2017/08/23 18:56:53
tomiyai
自社開発でも将来の収益に寄与するなら少なくとも会計上は資産計上すべきだし然るべき耐用年数で償却すればいい。税務は会計より資産化範囲が広いけど会計と同じにすると恣意性が入り利益調整されるので難しい所。
2017/08/23 19:04:54
bottomzlife
そのとおり。正直、親の世代が「日本最古のSE」だったのでこういう辛苦を身にしみて感じてて、元エントリは脳内お花畑でしかないと思った。今後どうすべきかというのはまた別だけど、単純に損金扱いにもできない
2017/08/23 19:06:02
wata300
今じゃソフトウェアを作った後に3年~5年もいじらないってことはまずありえないからなあ。
2017/08/23 19:08:40
qtamaki
SIerが納めた品がユーザー企業側で資産計上されて減価償却されるという側面もある
2017/08/23 19:11:14
Windfola
だよねー/元記事の「全額費用でも収支トントン、資産計上すると大幅黒字で税金ガー」という例がすごくずるくて、日本の会社だと「全額費用だと大赤→資産計上でとりあえずトントンで決算」の方が適切
2017/08/23 19:20:38
Gondwana
「一年償却」が最も現実に即していると思う。三年は長すぎて話にならない。
2017/08/23 19:43:16
y___u
歴史的経緯だ。ふだん触れないだけに技術的負債が財務的負債のくだりとかおもしろく読めた
2017/08/23 19:48:15
umai_bow
勉強になった
2017/08/23 20:11:35
airj12
「一番いけないのは、日本の金を動かす人達が、「技術」を金として評価する能力に欠けているということなのだけど」結論は似た感じに
2017/08/23 20:13:04
hosonaga
ちょっとあとで
2017/08/23 20:13:59
tanority
理解したいのだが理解が追いつかない
2017/08/23 20:15:01
T-norf
まあ、小さい会社は税務会計と企業会計は一緒だし、両者は往々にしてリンクしてるけど、いくらでも分けることはできるので、銀行借入用の決算書みたいな話と、税務を同一視した議論は、気持ち悪くてモヤモヤするぞい
2017/08/23 20:17:21
synbizmix
Now reading <<「 ソフトウェアの資産計上」は業界の求めたこと | おごちゃんの雑文>>
2017/08/23 20:18:27
acealpha
減価償却出来るメリットはひとえに、突然極端な赤字を出さずに済む、に集約される。株式会社である以上、利益安定は株価安定に直結する/前の話題は寧ろ内製メインで売上が読めない新興中小企業。スマホゲームとかね
2017/08/23 20:37:23
abracadabra321
内部留保を現預貯金と考えたり、会社法も知らずに設備売って従業員に還元しろとか叫ぶ共産党には関係ない記事だからね。あー、革マル枝野も言いそうだな。
2017/08/23 20:47:40
morita_non
内製化が進まない理由なんだな。作った瞬間から負債になるイメージなのかな
2017/08/23 20:53:12
lispmemo
あやしい説明。このエントリの元も同じくらいあやしい。 / 再度読んだ。だめだめ。「ソフトウェアを計上するとB/Sが美しくなる」とか何寝言言っているんだろう? 擬制資産に近いのに。
2017/08/23 21:07:13
ducky19999
[B/S]
2017/08/23 21:11:40
Falky
つーかめちゃくちゃ久しぶりにogochanという名前を見た
2017/08/23 21:13:37
kawa106
“いくら計上するかは現場の判断”おいおい、資産価値のないものは費用に、可能性があるものは資産にするのが原則でしょう。現場の判断で自由に決めてたら税務調査で死にます
2017/08/23 21:17:27
Outfielder
システム開発業界って、会計デタラメなの?
2017/08/23 21:25:20
shinp
バブル期のファミコン大ブームの頃は開発途中のソフトを資産計上して銀行から金借りてまた別のラインで作って、みたいなことやってたそうな。今も多分似たようなもん。
2017/08/23 21:27:25
maru624
おっ法人税廃止の話か
2017/08/23 21:38:20
fubar_foo
この辺は税務会計と管理会計が混じるから話がややこしい…。
2017/08/23 21:39:58
htnmiki
この経緯は面白いな。しかし、となるとこの仕組みは変わらないということか。
2017/08/23 22:00:33
ryunosinfx
やっぱり諸悪の根源は金貸しが金を貸して回収する見込みを立てる能力に欠けるという1点。他業種のことを業務フローや業界内位置と目論見を理解して評価しろというのはなかなか出来ることではないのだけれど。
2017/08/23 22:02:46
poponponpon
どっちにしろ今の時代に合ってないってのは正しいんじゃ
2017/08/23 22:14:48
a_micchan
一部ブコメにもあるけど、研究開発費との使い分けが下手なだけな気がする
2017/08/23 22:19:49
rasterson
昔は、発注側は長期前払費用にしてたから一度に経費になることはなかったような。長前も資産じゃないの?受託開発の受注側は自分の資産じゃないから、この話は関係無いよね。もうちょっと整理を求む。
2017/08/23 22:59:55
hinbass
もはやハード、インフラは所有するものではなくなってるからな。対するソフトウェアが資産扱いになっても不思議はない。
2017/08/23 23:00:01
apppppp
これかなり勉強になった。
2017/08/23 23:03:59
taisa831
おごちゃん!なんか久しぶりに見た
2017/08/23 23:03:59
odakaho
“まぁ、一番いけないのは、日本の金を動かす人達が、「技術」を金として評価する能力に欠けているということなのだ”
2017/08/23 23:15:25
kuniku
おごちゃんの雑文、久しぶりに見た
2017/08/23 23:16:06
pzp
今はキャッシュフローが大事だから関係ない
2017/08/23 23:36:22
lotiontissue
資産計上されてるソフトウェアに担保としての価値なんかないでしょ?
2017/08/23 23:38:20
hotu_ta
まだモヤモヤする感じ
2017/08/23 23:38:26
somesomeanone27
これは確かにそういう風にいえると思う
2017/08/23 23:40:01
moccos_info
なるほど
2017/08/24 00:15:20
maninthemiddle
よく言われるように、ソフトウェアの資産計上は粉飾決算の温床でもある。稼ぎに繋がらなかった人件費をソフトウェア作ってたってことにして資産計上してしまえるからだ。ベンチャーの財務諸表見る時は注意してる。
2017/08/24 00:18:40
teruroom
なるほど。こういう見方も確かにできるね。参考になった。
2017/08/24 00:50:29
kana0355
“一番いけないのは、日本の金を動かす人達が、「技術」を金として評価する能力に欠けているということ”
2017/08/24 00:52:33
cloudliner_tweets
「ソフトウェアを資産計上することは、• 金借りたいソフトウェア会社• 金貸したい(バブル期の)銀行• 税金取りたい大蔵省(当時)の三者が嬉しいことだった」
2017/08/24 01:04:45
lacucaracha
税務会計と財務会計は分けて考えないといかんしなあ。
2017/08/24 01:23:34
tettekete37564
“バブル前夜、やっとソフトウェアに単体の価値が” < まあこの時点で米とは20年は差ついてるけどな。ゲイツはとっくにBASIC や MS-DOS 売って、ジョブズは GUI OS の Mac を売って儲けてた。OOPの研究も進んでた。
2017/08/24 01:36:38
donariera
人の数だけ正しい会計基準があることが分かって学びみ
2017/08/24 01:47:35
swordbean
ん?ルールって都合悪くなったら変えたいかんの?
2017/08/24 03:16:48
redlabel
政策でやるとしたら、通常通り減価償却するか、即時一括償却して損金計上できるようにするか申告時に選択できるようにするとか。太陽光発電所はそれで節税目的の投資が一気に集まった。
2017/08/24 06:04:16
natu3kan
条件満たせば結構な金額でも一括償却とか即時償却できる選択肢はあってもいいと思う。
2017/08/24 06:20:28
esper
へー
2017/08/24 06:39:20
yujin_kyoto
“スカンクワーク”
2017/08/24 07:42:26
tockthey
知らないけどと前置きしてる割に詳しく書いてて勉強になった。難しいけど。
2017/08/24 07:53:24
ndanah
ソフトウェアを資産にするのは、資産による担保がないと金を借りれないソフトハウスの要請が発端
2017/08/24 08:06:46
uturi
綺麗にまとまっていると思う。ただ、物質が作られない技術料に金を払いたくない人は割りと多いので、現代であっても資産計上を止めるのは難しいと思う。
2017/08/24 08:08:24
dowhile
デカフォント中央揃えで強調するテキストサイト文、久しぶりに見た
2017/08/24 08:32:41
psyberlife
面白い!
2017/08/24 08:47:49
atoh
「業界の決めたこと」っていうなら実情に合わないなら変えられると思うが、そういう働きかけあるの? っていうか、そんなことできる業界団体ってどこだよ?
2017/08/24 09:05:35
khtno73
会計側目線だけだと、当期費用にならんので無駄が無視される「損金扱いすべき資産」と、コストカット対象となる「本当は資産にすべき費用(実は利益の源泉である知見を持つベテランや在庫)」が出てしまうわな。
2017/08/24 09:34:07
name-25137412
そもそも一定規模以上のソフトウェア開発は資産計上しないと会計グチャグチャになっちゃうから普通に必要
2017/08/24 10:28:42
m-naze
真に価値があるのは優れたソフトを生み出す頭脳である(アメリカのVCはまさにそこに投資する)のに対し,日本では成果物にのみ価値を認めるから変なことになるんでしょ
2017/08/24 10:30:39
rjge
“仕事がない時の人件費を全部ソフトウェアとして資産計上してしまうということも可能になる。そうすると、どんなにヤバい会社であっても、美しいB/Sが作れてしまう。つまり、粉飾決算が容易に出来る” マジか…
2017/08/24 11:48:14
twikkun
なるほど。表裏合わせて理解しておくべき話だね。
2017/08/24 12:06:12
richard_raw
「まぁ、一番いけないのは、日本の金を動かす人達が、「技術」を金として評価する能力に欠けているということなのだけど。」
2017/08/24 13:10:41
itouhiro
「昔は無形固定資産にソフトウェア科目はなく全て損金。ハードのオマケ扱い。銀行から借金するため健全な担保=有形固定資産が必要だが、ソフトウェア会社は非所有。資産は技術だけ→ソフトウェアを資産計上」
2017/08/24 18:29:49
takatama
どんな制度も歴史的には必然性があるんだなー
2017/08/24 23:35:10
isrc
トウェアを資産計上することは、金借りたいソフトウェア会社/金貸したい(バブル期の)銀行/税金取りたい大蔵省(当時) の三者が嬉しいことだったのである。
2017/08/25 09:51:35
pochi-p
良い解説。元ブログは初年度に償却(=費用化)出来なかった分が翌年以降償却される事をスルーしててデマ拡散にやや近しい。「償却期間を自由選択可能にしよう」とかなら理解出来る話だけどね。
2017/08/25 11:44:21
paravola
(法人税が取れるのでもともと税務署の望みなのでは)ソフトウェアの無形固定資産計上は業界がロビイングによって求めた
2017/08/27 17:42:51
nbnbnkfkdoa
Now reading <<「 ソフトウェアの資産計上」は業界の求めたこと | おごちゃんの雑文>>